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カテゴリ:島の生活
ようこそ、お越し下さいました。 昨日より、電気が24時間供給が なされるようになりました。 長かったというか、 短かったというか、 不思議な気分。 ある程度は電気の復旧には 時間がかかるだろうという覚悟があったので、 「あれっ、もう?」なんて思っちゃう。 もちろん、有難い事ではあるのですけどね。 これからは、食中毒に 気をつけなくてはいけない季節。 食品の管理には、冷蔵庫の安定保冷が必要ですね。 計画停電では、それは難しかったもんね。 支援物資も、市に対しては 今迄の供給に対しての感謝と、 今後はもう必要ないという事を伝えました。 個人の方々、 ボランティア団体の皆様から 頂いた多くの支援物資、 本当にありがたかった。 そのおかげをもちまして、 島は自立の道を選択いたしました。 本当にありがとうございました。 まだ港湾の復旧にめどが立たない状況の中、 島民が定期船で買い物に出られない という事を考えれば、 支援物資のストップという決断は どうかという意見もありました。 でも、全島民にアンケート調査をして、 その結果を本部で検討した上で、 支援物資は必要ないという決断をしました。 やはり、少しでも自立の道を歩まないといけません。 いつまでも、甘えることはできませんね。 少々不足気味が、ちょうどよいのでしょう。 今回の震災は、多くを 学ばせていただきましたが、 島民全体で考えれば、 助け合う事の素晴らしさと、 感謝して生きる事、 この二つが大きかったように思います。 多くの島民が、 島民の為に無償で 尽くした2か月半、 愚痴もこぼさず文句も言わず。 それを受けた島民は、 只々「ありがとう」 「すまないねえ」 と頭を下げる。 とっても美しかった。 いつもいつも、 心の中を清らかな 癒しの風が、 「歓び」という 5月の風が 吹き清めていた。 「弥勒の世」って、 きっとこんな感じかも。 復旧がどんどん進んで、 少しだけ寂しい 気がしている島ペンです。 いかなる時でも、 この気持ちを忘れることが あったらいけないね。 お隣の田代島に沈む夕日・・・・・ もうじき夏なのですね。 今年の夏も、島に来ることを 楽しみにしている方が多くいるのにね。 あとは、定期航路の復旧です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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