あるがままに生きる

ようこそ、お越し下さました。



被災地の漁業従事者は、

今回の津波で大きなダメージを

受けたわけですが、この網地島も同じです。

船の９５％が海に持って行かれ、

漁具も作業小屋も流されました。

港湾の地盤沈下で船を

岸壁に離着岸できないでいます。



年金をもらっている方は、

その収入がありますが、

それ以外の人は無収入で

今日に至っている現状です。



今後、借金をして船を買い

エンジンを付けたとしても、

漁業を再開できる見込みが

全く見えていない現在、

転職や出稼ぎを考えている人もいるようです。



そういう人に、当面の生活費などの

支援を水産庁が救済の手立てを

差し伸べてくれるという

措置が取られようとしています。

転職等で漁業から離れてしまう事を

憂いての措置と思われます。

それは、６月１日から始まり、

港や浜の瓦礫を撤去する仕事で、

日当がもらえるというもの。

網地島では、漁業権を持っている人

１件に一人が参加できるようです。

ちなみに、我が家では漁業権は

２件あるので二人が参加できるんだそうです。

日当は、１２１００円もいただけるんです。

都会での金銭感覚と、

島のそれでは大きな開きがあります。

きっと、１、５倍くらいの価値が

島ではあるのかな。




その事と期を同じくして、

ペンション再開の腹をくくった途端、

宿泊予約が少し入ってきました。

観光目的ではなく、

工事関係やマスコミといったお客様で、

客単価は料理を抑えてぐっと低い設定です。

建物や営業施設の修理に

今までは時間を取られていましたが、

今月いっぱいくらいで目途が立ちます。



その途端に「稼げ～～！」

というモードに素早くスイッチ。

まったく、天の引いて下さるレールは

「期を見て敏（びん）なり」ですね。



私の場合、統合意識を以って

生きようと腹を決めてから、

金銭で困ることは一度もありませんでした。

都会でお金を追いかけていた時より、

ずっと豊かに暮らせています。



まあ、数年前からブログに

「統合意識」という言葉を使うようになってから、

「こういうふうに生きればこうなる」

というモデルになれと、

天からメッセージが来ていましたからね。




お金というのは、

この３次元で生きて行くための

手段の一つですから、

生きる目的ではないですよね。

お金の為に生きるというのは、

本来はあってはならないことでしょうね。



人に役立つことや、

喜んでもらえることをやって、

その結果としてお金がもらえる

というのが本筋なのかな。


でも、世界中の多くの人達が

お金を得るという事そのものが、

生きる目的となっている現実です。



何故なのでしょう。

そうなる原因は、統合意識から

外れた生き方だと思われます。



もっと掘り下げていけば、

統合意識から外れた生き方というのは

「宇宙の真理」から外れた生き方という事。



その中でも、

「不安と恐怖を手放せない」

でいるという事が大きいかな。



「不安」という奴は、

大変厄介な代物。



人が生きて行く上で遭遇する

いろいろな出来事の中での苦しみは、

その人の魂の成長にかかわる大切なもの。




「たら、れば」の話は、

私は言わないようにしております。

最悪を考えてしまって

「ああなったら、こうなれば」

と考えてしまうと

「不安」を作り出してしまいます。



「想い」は想念というエネルギー。

想えば想うほど、

不安を思い描く状態に

エネルギーを注ぎこんで

増大させてしまう。



ネガティブな想念は、

霊性の成長に足枷となってしまいますね。



不安や恐怖は、

闇的存在の美味しいご飯

だという事を知ってほしいですね。



不安を感じている人に、

不安は無くせと言っても難しいのかな。

まあ、それもその人の自由な選択ですからね。


　
今までも、成るようになってきたのですから、

これからも成るように成るでしょう。

（肉体の死も含めてね）

物質的豊かさを少しは手放して、

魂の豊かさを掴んでほしいな。



私たち大和民族は、

高潔で気高い存在なのですから。