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2011.07.08
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カテゴリ:アセンション


ようこそ、お越し下さました。





暑さが本格化している中、

瓦礫の撤去作業に明け暮れています。

今年の島は、空(から)梅雨。

もともとこの島は雨が少なく、

仙台が雨でも島は晴れといったことが多いです。



夏の暑さも、熱いと言ったって

30度を超える日は少ない。

ビルはないし舗装道路も少ない。

海があって緑が多いから、

暑さを吸収してくれます。

とっても過ごしやすい網地島です。



本業のペンションも、

復興工事関係の人達でちょっと忙しい。

(ブログのアップも、忙しい振りをしていました)

今は、港湾の嵩上げ工事、

電気の海底ケーブル埋設関連工事です。



地の魚が手に入らず、料理は今一つ。

その分、客単価を下げて

やらせていただいています。



さて、この震災で物が足りない生活を

余儀なくされている現在、

物の有難さを再認識する日々です。

何せ、島から買い物に出るとなると、

09:30頃に巡航船に乗って、

石巻市に着くと11:00。

渋滞の中の買い物を済ませて

14:00の船に乗るには、

あまりにも時間がなさすぎます。



泊まる場所がある人はいいですが、

ホテルはどこも空室は無く、

(復興工事関係の人達で貸切状態)

病院に行くにも事欠いている始末。


多くの島民はあるものでやっていくか、

我慢するといった島の生活。

(我が家は、ネットショップを利用)




大和民族の根底に

流れる思想として、

代表とされるのは

「恥を知る」ことと

「足るを知る」ことかな。




その「足るを知る」という事、

私の好きな言葉なのですが、

この島では当たり前の

思想かもしれません。


お店が無い、

買い出しに出るには

不便といったこと以前から、

根底に流れていた思想かもしれません。





この言葉は、驚くべきことに

何と1000年以上前の

985年に浄土教の始祖と

言われる源信が著した

「往生要集」

(おうじょうようしゅう)という

仏教書に登場しているのです。



「足ることを知らば

貧といえども富と名ずくべし、

財ありとも欲多ければ

これを貧と名づく」
とね。




源信は、空海や最澄が

活躍した後の高僧ですね。


「往生要集」は、

インドや中国の仏典から、

「○○の経典にはこんなことが書かれている、あれには・・・」

といった具合に、多くの引用がなされています。



更に、日本版死者の書

と思えるくらい、

死への捉え方、

生まれ変わりのプロセス

といった子が事細かく書かれている。



源信の後に続いた法然や親鸞も、

大きく影響を与えた「往生要集」。



私の思想も、一つの

宗教や経典に囚われることなく、

キリスト教のここ、仏教のここ、

ユダヤ教の、日本神道のと、

いいなと思う事は何でも取り入れちゃう。



1000年も昔に

「足るを知る」ことについて

書かれているなんて、

とっても嬉しく思いました。



通常のこの思想は、

無所有に通じています。


良寛や西行のように、

何も所有しないという

生き方は究極的です。



でも、現代においては

現実的にはなかなか難しいですね。


私は、こう解釈しています。

物をあまり所有しないと

決めることも囚われの一種です。


所有の概念も個人差があります。



どんな状況でも欲は出さず、

有ったらいいけど、

無くてもいい。


そんな軽い感じの

物への捉え方がいいのかな。



ここにも、仏教の「中道」

という思想が生きてきます。

両極を知った上での、

どちらにも偏らない柔軟な考え方。

執着すら、捨てちゃう。



「足るを知る」ことは、

物質的には今で十分満足だと

心から思える事でしょうか。



その思想があった上での所有は、

「貪り」(むさぼり)ではありません。



「貪り」とは、

満たされることを知らない

貧欲な波動を有し、

充分あるにも拘らず

もっと欲しがる輩です。


アセンションするには、

ちょっと難しい波動ですね。


やはり、美しい生き方を選びたい。

物をむやみに欲しがらない。

失っても、執着しないし引きずらない。

必要な物であれば、

必ず天が用意してくれますからね。


「これが無くちゃあ駄目!」を、

柔軟に思考できる囚われを無くすことですね。



何せ、「囚われ」は、

人が箱の中に入っている状態。


制限の中の思想です。


どうです、「足るを知る」って

美しい生き方でしょ?

IMG_1087.jpg

「往生要集」には、浄土教の原点にある

西方浄土という極楽も描いておりますが、

この夕焼けを見ていると、

昔の人は、本当に西の彼方に極楽があると思い、

そこに行きたいと願ったのでしょうね。






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Last updated  2011.07.08 05:10:36
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