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カテゴリ:島の生活
ようこそ、お越し下さました。 昨日、我がペンションの ホール主任だった猫のロンちゃんが この世の生に幕を落としました。 ロンちゃんは17か18歳だったから、 人間の年齢換算だと100歳近いとのこと。 猫の年齢換算 長寿だったのですね。 4日前までは、元気に遊んでいたのに、 急にその時が来たようです。 この二日間、まるで死期を悟ってその時を待つように、 何も飲まず、何も食べずにじっと身を横たえていました。 スピリチュアルな学びもせず、 グルもいなかったのに、 何もかにも悟ったような ロンちゃんの死に方。 大げさに言えば、 弘法大師空海が死期を悟って 即身成仏するために、 食を断ち水を断ちて 挑んだかのよう。 医者にも行かず、 薬も飲まず、 家の中にも入らず、 島の自然に抱かれて、 その生を全うしました。 お腹が満足すれば、 それ以上欲しがりません。 貯め込むこともない。 欲する物は、必ず満たされると 思っているかのよう。 学ぶ所が多くあります。 古代エジプトでは、 猫族は地上で人間が犯した罪を 神に報告する役を担っていると 信じられていたとか。 ロンちゃんは、さぞたくさん 報告してくれたことでしょう。 だって、私が島に移住を 決めたころからのお付き合い。 その頃は、私はすでにアセンションを意識していたので、 それを全うするには世俗から離れたい というのが大きな移住の動機でした。 でも、精神性の美しさを 追求しようとしていた私は、 たびたびその道から ずれた生き方をしてしまった。 それを、神にしっかりと 報告してくれたことでしょう。(笑) そう考えると、 猫の主人は飼い主ではなく、 神なのでしょうね。 でも、天はすべてお見通しだし、 報告がなくとも一切の洩れなく 解っていらっしゃる。 だって、天というと 上の方に存在するように聞こえるけど、 実は私の内部にいらっしゃる。 もちろん、皆さんの内部にもね。 それはどこにあるかというと、 頭であり心であり、 細胞の一つ一つでもあります。 物理的には表現できない次元かな。 だから、その事をロンちゃんは知っていたから、 役目をサボっていつも惰眠を貪っていたのかな。(笑) ロンちゃんには、どんな魂があったのだろうか。 人間は、他の生物たちとは一線を画し 進化の度合いが深いと言われています。 人間の生は、多くの生まれ変わりを経て、 より光に進化していくように昇華してきました。 ロンちゃんの肉体の死後は、 いったいどうなるのだろう。 ロンちゃんの主人は神だとすれば、 地上での役目が終わって神の足にまとわりついて、 いつもみたいにスリスリしているのかな。 という事は、私の中のハイヤーセルフは 神の子分のような存在ですから、 ロンちゃんは、私の中のハイヤーセルフに スリスリしているのか??? 愛するペットを亡くされた方も多いと思います。 あなたの亡くなったペットは、 あなたのハイヤーセルフに 遊んでもらっているのかもね。 だから、悲しまないでくださいね。 私の近い存在で、 肉体の死に立ち会えたのは、 これで3度目。 カミさんの父、私の母、そしてロンちゃん。 3度とも、その瞬間に私が言った言葉 「これで、やっと自由になれるね、今まで、ありがとう。」 でした。 やはり、その都度 ちょっぴり寂しいけど、 悲しくはありません。 肉体を離れるという事は、 この世の役割を成就したという事ですからね。 島に来られるお客様の アイドルだったロンちゃん。 多くの人を癒してくれました。 長い間、本当にありがとう。 今のガラス越しにおねだりの合図、 前足でシャカシャカとやっていたっけ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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