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カテゴリ:旅
ようこそ、お越し下さました。 10日間近く、小さな旅に出ていました。 その第一の目的は、 地震でほとんどが壊れてしまった 器の買い付け。 栃木県益子焼の 「陶器市」へ行ってきました。 そのついでという感じで、 秋田の後生掛温泉に 湯治に行かせていただきました。 3月の地震から、 島から出ずに踏ん張った ご褒美にと勝手に決めて、 カミさんと二人の凸凹道中です。 途中、秋田の角館の 紅葉の小京都を楽しみ、 後生掛温泉へ。 後生掛温泉は、 広く八幡平温泉郷の中の一つ。 「馬で来て、歩いて帰る後生掛」 なんて言われている名湯です。 後生掛温泉は、旅館部と湯治部あります。 (ネット予約は出来ません) 私達は、迷わず湯治部へ。 湯治部は、大部屋と個室あり。 私達は、個室をセレクト。 料金は、一人1泊3000円弱だったかな。 自炊ですから、途中のスーパーで 食材を調達して、宿に入ります。 台所とトイレは共同です。 まず、部屋に案内されてびっくり! カミさんの言を借りれば、 「独房みたい!」でした。 部屋の番号は 「松葉15号」となっている。 「まつば15号」? 何だ!、このネーミング? 囚人番号? なんちゃって(笑) 4畳半のオンドルの部屋。 オンドルとは、 床に厚く砂を敷き詰めた中に 温泉のパイプを配し、 床表面は湿度除けに ビニールを敷き詰めて、 その上に化繊のゴザを敷いた部屋です。 まあ、見た目は凸凹した土間に 安物の薄べりを敷いた質素なもの。 壁には、洗濯物を干すための荷造り紐を2本、 乱雑に括り付けられたもののみで、あとは何もなし。 窓が一つ。 床からの暖房が大変熱く、 直接床に座ったり、 寝たりはできない位。 夜寝る時は、段ボール箱を壊して敷いて、 その上に車中泊用マットを敷いて寝ました。 窓は開け放っていますが、それでも熱い。 きっと、真冬ならちょうどいいのかもね。 まあ、湯治に来たのだから、 部屋は何でもいいか! と自分を納得させ、温泉三昧に。 お湯は、確かに噂通りのもので、大変結構でした。 特に、打たせ湯はとってもいい感じ。 部屋も、2日経ち3日経ち、 それはそれですっかり馴染んできました。 住めば都とはよく言ったもの。 「2か月おきくらいには来たいね。」 なんて言う言葉が出始めました。 温泉入浴には、日に3~4回程度に抑えます。 日中は、読書と周辺の八幡平での トレッキングで楽しみました。 今回の旅で、秋田が更に好きになっちゃった。 八幡平からの眺望 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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