|
カテゴリ:島の生活
メールはこちらから
ようこそ、お越し下さました。 3週以上ご無沙汰のブログ更新。 お久しぶりです。 相変わらず、観光客不在の網地島。 ここ数日の真夏の日差しの中でも、 それはあまり変わることがありません。 でも、私は本業の宿泊業とは違った忙しさに 日々過ごさせていただいています。 それは、経済を伴ったものも多くあり、 大変ありがたくやらせていただいています。 そのことについて、つくづく思うこと。 「天に見守られている」・・・と。 そうなんです。 「調和に生きよう」と心に強く決め、 その方向を頑なに進もうとする人は、 天は必ずや道を示してくださいます。 (紆余曲折はあってもね。) 「心に天を宿していると感じられる者は、 不安や恐れから解放される」のですね。 私の場合、何があっても全く不安はないのです。 こういうことが、能天気とも言うのかな。 「調和に生きよう」と心に決めて 島に移住してから20年。 やっと少しづつ、それが板についてきたのかな。 その前から、否、物心ついた頃からなのかな。 身近に「天」の存在を意識してきた。 若い頃は、 「何と俺はラッキーボーイなんだ」 とよく言っていた。 好都合、不都合を含めてね。 先日、石巻で津波にあった人と話をしました。 この方は資産家で、 大きな家とたくさんのタンス預金が流され、 今は隣の声が丸聞こえの 4畳半2間の仮設住宅に 1年前から住んでいる。 家族は無事だったとのこと。 年齢は私と同じくらい。 そして、今は終の棲家を求めて いろいろな所に物色に歩いている。 安住の地、安らぎを求めて彷徨っている。 愛する奥さんを不安から救いたいとして、あがいている。 とっても辛そうでした。 自分が溺れているのに、 溺れている奥さんを救いたいとしている。 2日間にわたって、話をしました。 最後には希望が見えてきたようで、 明るくなりましたが、それでもまだ 過ぎたことを引きずっている。 「そんなもの、捨てちまったら!」 と、何度言った事か。 奥様の袖も通していない着物の数々、 広い庭の家、職業的地位、社会的地位・・・ 何かあれば、すぐにでも持って行かれてしまう 頼りのない3次元社会のステイタス。 早く気付いてほしい、 津波が教えてくれた教訓を。 -----*****-----*****-----*****----- そうそう、8月25日に24時間テレビがあるそうな。 その中で、網地島の海水浴場で 数万の凧を揚げてギネスに挑戦するという イベントがあるようです。 昨日は、そのテストということで、 連凧を挙げていました。 楽しめたらいいね。 山で見つけた草花です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[島の生活] カテゴリの最新記事
|