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カテゴリ:島の生活
メールはこちらから ようこそ、お越し下さました。 豊穣を祝い感謝する秋の祭礼が、 島の網地地区で行われました。 この週は、台風の影響で 開催が危ぶまれておりましたが、 なんとかその中休みといった所で 開催に及ぶことが出来ました。 今年は、震災復興予算の関係上、 痛んだ和太鼓や神輿の修理なども行われ、 ポスターなんかも作られて各所に掲載されたようです。 有名な本土の祭りと違って、 相変わらず質素で厳かな村祭りといった趣で、 粛々と進められました。 ここは、何と言っても島ですから、 海からの恩恵が多大であるといった観点から、 神輿を担いだまま海に入る儀式が そのフィナーレを飾ります。 「じょうさい!」「じょうさい!」という この地方独特の「身を清める」掛け声とともに、 白装束に身を包んだ男衆が一気に海に入ります。 豊穣の祝いと感謝、 そして今年は震災で中止を 余儀なくされた昨年の分までも、 「こうしていられることへの感謝」 を、強く祈願したことでしょう。 他所では、あの変貌して津波と化した海は 「怖い、嫌い」という感情を 植え付けられた人も多かったことでしょう。 しかし、島では良いも悪いもなく、 ただ在るがままの海を愛し共に生きていく、 「神」と同義の存在として「海」がある。 生命の起源である海、 人知を超えた創造主の愛その物である海、 島国日本の雛形でもある網地島は、 人々が自然と調和して生き、 感謝して生きる姿を多くの人達に アピールしてゆきたいと願っています。 ちなみに、取材がありました。 10月15日AM7:45から NHKで放映されるそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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