あるがままに生きる

ようこそ、お越し下さました。




１１月１日に、栃木県の益子焼に行ったでしょ。

これは、ペンションの一角に

器のギャラリーを以前より開設していて、

その仕入れという意味も半分あって行ったのですが・・・



石巻から三陸道、仙台東部道路、南道路、

そして東北自動車道と高速道路を走るのですが、

その間の工事中が多いのなんの。

夜間ということもあって、

高速から一般道に降りて

数キロ走らなければならないこと２回。

まあ、それはいいのですけどね。



島での震災復興工事のことですけど、

さっぱりと進んでいません。

資材が足りないということで、

工事がストップしているようです。

それも、行政からの明快な説明は一切ありません。


北海道から来てくださっていた業者さんは、

とっくに国に帰ってしまっている。



いつごろからストップになっているのかな。

１か月前？　２か月前？　

３か月になろうとしている？？？


その時は、相変わらず行政はずさんだなと、

簡単に思っていただけでした。


ところが、今回見た高速道路の工事中。

「何だ、資材なんかたくさんあるじゃあないか」と。


高速道路を１車線から２車線にする工事や、

たいして痛んでいない舗装のやり直し工事と、

相変わらず満潮になると水浸しの岸壁付近、

痛んだままの道路、

船を安全に係留できない港湾設備といった復興工事と、

どっちを優先すべきなのか、？？？



これからの季節は、季節風である北西風が吹きまくります。

１２０ｃｍの地盤沈下で、島を守るべき岸壁がそれだけ低くなり、

波がそれを乗り越えていたる所に飛んできます。


巡航船に乗るのさえ、大変です。

船着き場から５０メートル離れた仮設待合所から

船が近づいてきたら

真横から叩き付けてくる波のしぶきをかぶりながら、

身を伏せながら歩いて船着き場に進みます。

（ビショビショになりながらね）



宅急便の段ボールの荷物なんか、

濡れて破れて中身がはみ出し

こぼれてしまうようなこともしばしば。


それでも島民は耐えて、

アホな行政の文句も言わず。

それも、震災で皆が耐えている中で、

これももう少しの辛抱と思っているのにね。


旅に出て、いたる所の工事中を見てしまうと、

ちょっと悲しくなっちゃうね。

「被災地の復旧復興を最優先に！・・・」

なんて言っている行政の顔が浮かびます。



まあ、こんなことを思ったりしていると、

私の波動が下がります。

だから、時の流れに身を任せましょう。




そうそう、益子で私用のご飯茶碗を見つけてきました。





早速使いました。

やはり、気に入った器で食べるご飯は格別かな。