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カテゴリ:旅
ようこそ、お越し下さました。 7日目の夕刻、室戸岬の南端にある 24番最御崎寺(ほつみさき)に着いた。 ここは、いろいろな空海についての本にも出ている 空海様とは縁の深い場所。 ここで、空海が瞑想中に明星が体に 飛び込んできたという話は有名ですね。 「空海」と名乗ろうとしたのも ここと聞いています。 かつての松下電器(現パナソニックか)の 松下幸之助さんが「命知元年」という 言葉を言われたことがありました。 「命を知った初めての年」という事で、 命とは「天命」です。 空海様は、ここ室戸の地で 「天命」を知ったのでしょう。 私が網地島に移住して、 「晴耕雨読」(せいこううどく) というペンションを始めようと思い、 それにとっかかったのも 「天命」を確信したからなのですね。 確信したというよりも、 どっちに転んでも「それをやれ!」 という道筋が示されてしまう。 形、入れ物は、「ペンション晴耕雨読」。 じゃあそこで何をやればいいのか。 それを徐々に知らされていったここ10年。 そして、今は空海様発心の地である室戸岬にいる。 昨日の早朝、黎明の室戸岬で 「明けの明星」を目にするチャンスをいただいた。 なじみの深い金星なのに、 なぜか神々しく意味ありげに輝いている。 そして、更には私とこれまたなじみ深い 北斗七星が、北天に所狭しとその存在感を誇示している。 ああ、何というその存在感。 そして、守られているという安心感。 自分には帰っていく場所がある。 それまで、この地でカミさんと 一緒に今生の仕上げをしよう。 24番最御崎寺をスタートし 25番津照寺、26番金剛頂寺、27番神峰寺の途中まで 8日目の歩行距離 53400歩 42.7km お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.01.21 04:33:18
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