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2015.04.07
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カテゴリ:人生観


ようこそ、お越し下さました。





島での生活は、

仏道修行のために僧となって出家して

俗界を離れることと、

類似点は少しありますね。

網地島は学校も警察も、

コンビニも信号もない、

快適な生活をするには至って不便な島。

海が荒れれば船が欠航し、

島から出ることも島に帰ることもできなくなる。

それが良くないという人もいるし、

またその反対でそこが良いという人もある。

船賃と時間を使って、

どうしても行きたいと

願う方のみ来島されると思います。



私のこの島を選んだ理由は、

この島が私がやろうとしている生き方に

とてもふさわしいと思ったからで、

不便という、そこが魅力で選択した様なもの。

まあ、それ以前にこの島に住むようになったのは、

天の引いて下さったレールに

心から安心して乗っていたらこうなったという事です。




ある意味で隔離されたような島に移住することで、

人や世間との距離をもうけ、

ブレずに自分を見失わないようにすることかな。



外からの情報を選べるようになってきた。

私は新聞は読まないし、

テレビも天気予報と映画くらいしか見ず、

見境なく世間の情報が入ってくることを嫌い、

見たいものだけ見、知りたいことのみを知ればいいと思った。

知りたいと思ったことはネットで調べられる。



でも、時たま困ることもある。

現代は、国の決めごとを

国民に周知する方法は

テレビと新聞がメインだとしているみたい。

だから、テレビと新聞を見たがらない私としては、

国や自治体の決め事が知らされていないことが結構ある。

道路交通法の変更の

シートベルトの着用義務や

運転中の携帯電話の使用禁止、

消費税、選挙、とか周りから聞かされて知ることが多い。



運転中の電話は、違反切符を切られたこともある。

「新聞もテレビも届かない島にいるもんで」

と言ったが許してもらえず・・・(とほほ)



世俗から少し距離を置くという事は、

美しい話、美しい言葉、美しい想念を

思い描きながら生きることができる。

言わば、出家した僧が

高野山や比叡山に入って仏道修行をするのに、

余計な雑音が入らないような環境に

身を置くことと似ているのかもしれません。




仏道修行の究極は、

「解脱に至る」

と考えます。

カタカナで言えば「アセンション」、

次元上昇です。



肉体の死を迎えても、

再び3次元世界には生まれ変わらず、

仏教で説かれている

「往生」(おうじょう)

するという事ですね。



言い換えてみれば、

島で私のやろうとしたことは、

出家して僧となり苦行して

道を究めようとしている僧と、

やり方は違っていても

同じことをやろうとすることなのですね。



しかし、私のやり方は難行苦行はなしです。

お釈迦様も、難行苦行に

意味はないとおっしゃられていますね。

今の置かれた場所が、

覚醒に至る一番の場所であると考えます。




自然の中で、在るがままの中で、

解脱に至る道を歩むことを望んだわけですが、

その道は「天に繋がる」道と

同じ道と確信いたしました。



私の島に移り住んでからの22年間、

「天」との繋がりを模索し続けました。

具体的に、どう考え何をしてきたかは、

過去のこのブログに記してきました。



天に繋がりたいと願い、

一心に想い続け、

行いに繋がって行けば、

すぐに結果が表れてきます。



3次元世界で生きて行くための衣食住は、

満たされていきます。



心も豊かになり、

周りのすべての人を

受け入れられるようになります。


何よりも、今生での肉体の死が訪れて、

表現の場が変わった次の生が

充実し満たされることでしょう。

そして、次の生でも、

今世から引き続いた

「天との繋がり」を、

模索していくことでしょう。




特に私が思う事は、

現世利益という経済や健康の

充実もさることながら、

魂が肉体を離れた後の

霊性の昇華

期待できるのではないか。



人と世間との繋がりを受け入れ、

失念していた本来の

「人は何のために生まれ、

どこに向かって生きるのか」


という、人類の永遠のテーマと言われる

この問いかけの答えが

「天との繋がり」を持つことによって

得られると確信いたします。




「天」と繋がっていると思えるようになると、

この上ない安心感や安らぎを覚え、

人に優しくなれます。

これこそ正に至福感そのものなのです。

人や世間との繋がりも、

慈しみの心で見る事ができ、

すべてに許せる心が生まれます。


多くの人の中には、

波動の高い人やその逆の

まだまだ霊格の充足度の面で

進化が遅れている方も

多くいらっしゃいます。


そんな方との交わりも、

その方を理解し受け入れることもできましょう。

私の場合、まだまだ

「天との繋がり」の深さが足りません。





足りないけど「充分繋がっている」と確信し、

「我は神の子」と強く念じ、

今の置かれた場所で、

精一杯「誠」に生きることが

大切なんじゃあないかと思います。




長くなりました。

お許しください。








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Last updated  2015.04.07 05:53:48
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