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カテゴリ:島の生活
ようこそ、お越し下さました。 新年あけまして、おめでとうございます。 光陰矢のごとしで、時の流れの速さに、 ただただ驚くばかりです。 だからなのでしょうか、 その時その瞬間の刹那を 楽しく豊かに過ごしたいものですね。 さて、ヴァイオリニストの千住真理子さん。 クラッシックファンのみならず、 多くの皆様も良く知っていらっしゃる。 その千住真理子さんが、 昨年8月3、4日と網地島に来島され、 ミニコンサートを2日に渡って開いて下さりました。 初日は、網地のボランティアグループ 「あじ朗志組」 が毎年施設の子供たちを 島に招くイベントに来て下さりました。 2日目は、網小医院の老健施設のお年寄りの為に 演奏会を開いて下さりました。 ピアニストの山洞智さんと共に演奏された、 それは素晴らしい曲目でした。 特に私が感じたのは、 バッハのG線上のアリアと、 サラサーテのツィゴイネルワイゼンでした。 ほんのわずかしか離れていない所から 演奏されている音は、 その名器が醸し出される 流れるような旋律は、 心が震え高揚し、 多くの方が涙するくらい、 魂のこもったものでした。 あのヴァイオリンだからでしょうか。 良く解らない私ですら、 素晴らしい音でした。 この日は我がペンションに泊まっていただきましたが、 防犯上?の事とかあったりして、 一行6名様の貸切としました。 何かあっては大変です。 千住さんが島に来られるという情報も、 一般には一切流しませんでした。 なんせ、千住さんのヴァイオリンは あのストラディバリの名器です。 巷では、10数億円とも言われている逸品。 千住さん本人は、軽く肩から下げて 何という事はない感じで島までいらして下さりました。 「武士の魂ですから。」 と、さらりとしたものです。 服装も普段着で、肩の凝らない千住さんらしい気の配り方です。 演奏会の後は、 美味しい海のごちそうを たっぷりと食べていただき、 気さくなお人柄の千住さんは 大変ご満足のようでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.01.02 07:30:35
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