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カテゴリ:人生観
ようこそ、お越しくださいました。 今シーズン2度目の台風休暇です。 毎年のことですが、 夏季シーズン中に3回くらい台風が接近し、 連絡船が欠航もしくは その可能性があるということになって、 島に行けることはできるけど、 明日の帰りの船は出ないかもしれないと言われると、 お客様も宿泊のキャンセルとなってしまいます。 楽しみにしていたバケーションが 中止となって、大変可哀想です。 でも、天候のことですから 仕方がないとあきらめているようです。 我がペンションも、 満室状態だったのが一転して 宿泊者ゼロ状態。 逆を言えば、そのおかげで私たちは 予期せぬお休みがいただけて、 のんびりできます。 まあ、経済的損失は否めませんが、 これも世間にお布施をしたと思って ポジティブに考えております。 確証はありませんが、 この経済的損失も、 すぐに埋まる仕組みです。 今日以降の客数が大きく伸びるとかで、 必ず補填されます。 プラマイゼロの調和に戻る。 それは、毎年のことで実証済みです。 マイナスがあればプラスがある、 プラスがあればマイナスがある、 これが宇宙の真理の一つですから。 だから、これが解っていると、 ガタガタ騒ぐ必要はないのであって、 騒げば騒ぐほどその仕組みが歪みます。 それは、「天」を信じていない証で、 突発的なマイナスに対し、 憤りや不遇を呪う想念を発してしまうから。 見た目や目先の状態を、 その都度一喜一憂する癖がついている私達。 マスコミも、一つ一つの出来事に幸不幸、 ラッキーアンラッキー、加害者被害者と 色分けし感情をあおります。 それを見ている視聴者は、 見事にそれに踊らされ、 怒ったり涙したりと大忙し。 目の前に起こる出来事が、 魂レベルの長い長い時の中で、 良き方向に導かれて進んでいると 認識できないでいる人が多い中、 まず「天」を信じて、 信じ切ることが大切と思うのですが・・・ 仏教で言う所の四苦、 4つの苦しみの、 「生老病死」(しょうびょうろうし)。 自分の居場所のない家庭や職場で、 どう生きて行ったらいいのか。 老いて体が弱り、死ぬまでお金がいくらかかるのか。 病を抱えた体で、周りの人に支えられながら、 どう生きて行くのか。 死んだら、死んだ後はどうなるのかという、 四苦の極みはやはり「生」ではないか。 「諸行無常」(しょぎょうむじょう)という、 この世で形あるものは時とともに その形を変えていくという この世の摂理をお釈迦様が説きました。 人の生死も、人との出会いや別れも、 お金や人間関係もすべてこの世は 流れ流れて変化していくという事。 しかし、その変化は 「天」を信じていれば、 必ず「歓喜」、「弥栄」(いやさか)に 向かって進んでいくと確信しています。 四苦の極みである「死」が、 実は「終わり」ではなく、 次のステージの「スタート」だと 信じることが出来たら、 どれほどこの人生が豊かに、 尊厳を持って生きて行けることでしょう。 特に、人生の仕上げ時期に入っている 50代以降の方は、 現世利益に走るのもいいですが、 来世をどう生きるかに 焦点を絞った生き方を少しでもできれば、 結果として晩年がより豊かな人生になることと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.08.18 09:28:34
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