カテゴリ:シンガポール視察
2日目の16時~のちょっと郊外の
視察場所ニューウォーターにいってきました。 シンガポーポールが自国で水を供給するために下水を 利用して使っている水です。 シンガポールでは1965年に独立して以来、 飲料水の確保に頭を悩ませていたようです。 隣国のマレーシアからパイプラインで輸入を行っていますが 現在自給率は60%まであがっています。 シンガポール当局はこれを100%まであげたいと思っています。 水はやはり非常に大事ですね。 海水を上水に変えたり、貯水池の水を上水に変えたり、 水の再生に力をいれています。 下水処理は、通常の処理がした水に、 更に三段階の浄化処理を施し、飲料可能な水準まで 高度処理した再利用水です。 マイクロフィルター装置によるろ過処理が行われ、 0.2ミクロン以下の微生物や浮遊固形物、 コロイド、細菌、ウィルスなどは取り除かれます。 その他いろいろな処理。 この技術には、日本製のものが使われ、 日立や旭化成のものでしたので日本の技術はすばしいと 感じました。 実際こちらもITで管理されており、メンテナンス以外は 人が入ることはなく、24時間体制で動いており、 ITトラブルが起き機械が止まったことは一度もないようです 実際出来上がった水を飲みましたが、 甘みがありおいしく工場見学後だったので安心して 飲むことができました。 当たり前のように水が手に入らない国の様々な 工夫が感じられました。 水の輸入は国の生命線を握られているのと等しいと 考えるシンガポール政府はこのプロジェクトを 国策として力をいれている様子が伺われました。 ここはすべて無料でした、それは、 政府のアピールポイントである 証拠だといえるのではないでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/12/14 04:15:54 PM
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