カテゴリ:自己経営セミナー
自己経営社員セミナー6期生のドラマ。
今回もありましたね。 後半戦、私が担当した最年長のYさん。 セミナー終了後いつも最後に 全員廊下で握手でお見送りをするのですが、 卒業式の日にYさんは、 私と握手をしているときに、 「涙」が流れ、泣き出しました。 ありがとうございます。 「45年間受講した中で一番心に響くセミナーでした」 とありがとうございましたといってくださいました。 講師冥利につきる瞬間で私はものすごく感動しました。 その涙のわけは、 セミナー当初 Yさんは転職していきなり要職につかれ、 かなり悩まれていたのです。 このセミナーでも途中まで本当に 悩み多きものを抱えていました。 たぶん誰にもいえなかったんでしょうね。 その悩みを明かしてくれたのは、 2回目の自己経営の夜の面談のとき。 最初からなんだか顔も暗くて、 営業もうまくいっていない様子でした。 目標もたてたけど、まったくできておらず、 半ばあきらめモードというか日々の仕事に 追われている状態。 このままじゃ、いかんなぁと思いつつも どこに糸口があるのか実は面談までは わかりませんでした。 本当の課題はどこなのかを一生懸命 1時間以上面談し、話を聞きました。 素直な方なので、 いろんな話しを正直にしてくださったのが よかったです。 転職してからのこの1年成果をだせて いないことや、 社長や専務からの期待の大きさや 営業ができていない事実を 特に気にされていました。 そのことをお聞きし、 実は異例の目標転換をしました。 思い切って成果を出す目標に変更したのです。 このYさんは、 成果を出して自信をつけたいというのが 私は本質の課題だと思ったのです。 思っていても最初の一歩を 勇気をもって踏み出せないでいることに 焦点を絞りました。 一緒に成果のでる階段をつくる 作業をしました。 何からすればいいのかを一緒に考えた。 本当はそれを気づかせてあげるのが 講師の務めですが、今回はちょっと 限られた時間で成果を出さないと いけない状況だったんで、 私も一緒にポイント押さえ行動して いただく状況をつくりだしました。 でもやるのは、Yさんだったんで 最終は本人がどれほど真剣に今の 状態を捉えているかにかかっていました。 背中を思い切り押す役割だったんですけど ちょっと強く押しすぎたかなーって内心 思ったりもしておりました。 一緒に営業計画をたてたり、 自社商品をニーズ別に あらって台帳をづくりをしたり、 製造工場へ見学&勉強に1日 いってもらったり、 いつまでに何をどうするのか、 報告してもらったり。 営業先に自社商品を 強くこちらからプロートしたり 数字を目標にとってきてもらったり。 どれもYさんにとっては今まで やったことのない経験で、 でも やってみたかったことで、 とにかく行動を起こすこと。 意思表示をしていくこと。 目標を達成すること。 そういった成功体験を仕事で たくさん積んで欲しくて この期間本当にがんばりました。 1つづつ地道にやっていったんです。 夜遅くても報告をくださったり、 3回目には手作り商品台帳をもってきて くださったり。 得意先の方に交渉できたり。 営業うまくいきましたって報告いただく 顔がどんどん明るくなっていきました。 すごいですね~もっとがんばってくださいね。 Yさんならできる!ってあとは応援するだけ。 それで見事、 自分で壁を破っていきました。 この壁とは、 自分でやると決めたことを 一歩踏み出せなかった。ことなんです。 この一歩は実は大きいのです。 だから、このYさんのこの時 自分で出した一歩で、どんどん自信を もっていった。 その後、いろんなことが よい方に転じてきたと報告がたくさんあり、 本当に嬉しかったです。 私もYさんとの出来事は非常に勉強に なりました。 ありがとうございます。 今回の6期生とは夜な夜ないろんな 話しをしました。 ひざを付き合わせた感覚を私自身 もたせていただき、相手の話を 聞く重要性を本当に感じました。 これからもいろんな話しができる 自己経営社員を育てていきたいと 思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/12/27 08:38:49 PM
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