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テーマ:芸能ニュース(18906)
カテゴリ:今日の出来事
高校で「和泉元彌の狂言らいぶ」 何度か登場するうちのお気楽次男が通う高校で、芸術鑑賞会がありました。 なんと、最近お騒がせしている和泉元彌の狂言を親も参加OKと言う事で ちょっと(かなり^^;)、ミーハーな気持ちで見に行く事にしました。 丁度、彼らが食べるお弁当をうちで作ったので仕事よっ(興味半分)、と言い訳しながらの参加です。
ところが実際舞台が始まってみると、 狂言の解説から始まり、狂言の歴史やいわれ、どうやってみたら面白いか ポイントを押さえて和泉元彌が流暢なスピーチで語り始めました。 普段、TVで見ていたイメージとは全然違います。 れっきとした、伝統芸能の伝承者の顔です。 うだうだしていた中高生(中高一貫なので一緒に見ています。)が、食い入るように 狂言を見始めました。 (ちゃんと聞かせるように抑揚をつけて内容を噛み砕いて語ります。さすが役者だわ)
中ほどで、家族総出演での練習風景を見せていただきました。 一才半からお母さんについて狂言を始めた4歳の姉さんの子が、挨拶から始まり 姿勢正しく朗々と狂言を演じます。 マイクなしで、大人よりも通る大きな声で難しい狂言を演じる姿に感動したのは 私だけじゃなかったようです。 それまでうつむいて寝てたような子達が、見入っていました。 こんな小さな子が一生懸命してる姿を見て、自分達のことが少しは恥ずかしくなったんでしょうね。(私は、そうよそうよ、よーく見なさいと、内心エールをおくっていました。) 狂言は、聞いて覚えるもの。姿勢を正して相手の目を見て耳で覚えるものなんですって。 すごい集中力だと思います。 学業も一緒!って何かしら今日のらいぶで学んでくれるところがあれば嬉しいですと 締めくくった彼の姿は輝いて見えるようでした。 すっかりイメージが変わってしました。 各地の学校を回って狂言に触れる機会を持ってもらっているらしいです。 普通、見ようと思っても見れない伝統芸能の世界に触れられて、本当に良かったです。 今日は何だか「目から鱗」の日です。
帰り道、ここらではちょっと名の知れた「清水」のケーキ屋さんでケーキをゲット。 心もお腹も満たされた一日でした。
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