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春のお刺身盛合わせ 本日のお仕事は、二段重ねの折詰にお刺身、一人用のお鍋をセットにした法要膳です。 その中の一品、「季節のお刺身盛合わせ」がこちら。 車海老、サヨリ、中トロマグロ、赤貝、うに、水前寺のりの盛合わせ 一人前1,000円です。出血大サービス
ここでちょっとウンチクを。 サヨリとは別名「腹黒」とも言います。な~んでか!? すこーし知ったかぶり。 あのね、私も去年知ったんだけど、 サヨリは藻を食るお魚。 透明なおなかでは、食べた藻が光を受けて光合成を始めて大きくなったら大変!おなかが裂けてしまいます。 そこで暗幕よろしく、おなかにスクリーンを張っわけ。 なので見かけはとっても綺麗なんだけどおなかを開けると、真っ黒!! これから「腹黒な人」なんて語源が出来あがったとか。 サヨリのおなかは苦いので、よ~く洗って食べて下さいね。 ちなみにうちでは、タワシで丁寧に洗ってます。
も一つ。黒い物体は「水前寺のり」といいます。 お茶会や懐石料理で重宝がられる「お料理のアクセント」です。 福岡県朝倉市の清流の「黄金川」のみで作られる手間をかけた 乾燥「のり」です。最初見た時は「ん、何これ!?」が正直な感想。 ただの真っ黒な紙切れにしか見えません。(それに一桁間違えたんじゃない?って値札がついてます。) この得体の知れない紙切れが、水で戻すとふっくらとした、食感の良い昆布のような「のり」になります。完全保存食です。日本人の知恵って凄いよね。 味もにおいもないから、あなたのお好みの味に染めてねって代物です。色とその特性が、通の人たちに重宝がられている理由でしょうね。 全然、お品書きをつけない我が家。 ここで披露してしまいました。^^; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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