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テーマ:親心・・・。(835)
カテゴリ:今日の出来事
「心が折れた」と、怒った顔で帰ってきた次男。 朝は調理師学校の補習に行って来るわ!と元気良く出て行ったのに 何、この態度母さんの心の方が折れるわ オムレツの試験がまだ通ってなくって、頑張ってくると言っていたのに 実際、練習しても全然格好にならず、自分が出来たと思ったものを 提出しても、試験も受けらせてくれなかったそう。 「俺、一生出来んわ!!」と捨てぜりふで、部屋に行こうとするから 腕をひっつかまえて、「バカタレッ」 「あんたは、プロを目指す身。人様からお金をもらって料理を出すんでしょうが。 お金をもらえる状態じゃないから先生が認めてくれんかったんよ。」と言えば、 「出来るやつはすぐできる。俺不器用やから絶対無理や!」とすねる。 「出来る子は、家でちゃんと練習してる。そんなまぐれでなんか出来へんわ。」 「それぐらいの事で、心が折れてたら、この先長い人生 ずっと折れっぱなしですごさないかんわっ!」 家では、包丁の一つも持たした事がなく、普通科から入った調理の学校は 本当に初めてのことばかりで大変だと陰では思っていますが、 ここは甘い顔は出来ません。 普段は、穏便な私(^^ゞ。あんまり怒った事のない母が凄い剣幕で 言ったものだから、息子は、かなりひいていました。 無言で晩御飯を食べ、そのまま自分の部屋へ行くかなと思ったのですが おもむろに「卵ある?」と、聞いてきました。 卵は売るほどあるわ。いくらでも練習しなさい。 じっくり見ましょ。調理場で練習する息子の傍らで見ていました。 何度か焼くうちにさまになって来ました。 まだ、両端がきっちりとじたオムレツにはなっていませんが、 コツはつかんだようです。 「やれば出来るじゃん」と言うと、少し照れながら 「そう言ってくれるのは親だけやわ」と。
昨日、帰ってくるとすぐに、やっと試験が受けれるようになったと うれしそうに言ってきました。今日はまだ帰ってませんがはてさて 結果は如何に? 若いうちの失敗は大いにすべきだと思います。 素直なのが彼のいいところ。物事をドンドン吸収出来るのも今のうち。 面と向かってはいえないのでこの場で「頑張れ~っ」
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