これは、最近自ら命を絶ったある男性の魂のお話。
ご本人には、ブログに書いていいという了承を得て載せています(霊的に会話)。
その方が自ら命を絶たれた。。。のを知ったのは本当に偶然でした。
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「痛~~~~~い」と、思いっきり顔をしかめる兎月。
「どうしたの?」と尋ねる相方に彼女は
「思いっきり、ほっぺたの奥噛んだ・・・・」
かなりきつく噛んだ為に、目から涙が滲んでいる。
これで昨日から連続だ・・・
こういう時は何か『いる』んだよね・・・・
見えないお方達が干渉してくる方法の一つに『エネルギー摂取をさせない』という手段があります。
いつもムセないのに、2~3日立て続けにむせる、とか。
思いっきり舌や内頬を噛んで食べる気を削ぐ・・・とか。
姑息といえば、姑息な手なのですが、そういう方法があるんですね。
誰かいるな・・・と思いつつ、
その頃、彼女は、アストラル体での仕事が立て込んでいたので放置していた。
頬を噛むのは痛いが、そう『身体に悪い』あこぎな存在にも思えなかったからだ。
ま・・・、そのうちね。と、彼女は放置しておくことにした。
そんな痛い目にあった昼食の後
PCでネットサーフィンをしていた彼女は、その時、普段ありえないルートで彼の訃報を知ったのであった。
その瞬間・・・「居る」のは
「彼」ではないかと彼女は思った。
呼びかけてみた。
「〇〇さん・・・居る?」
「居ます・・・」
返事があった。
*内頬を噛ませる
*出来る手段を用いて自分の訃報に辿りつかせる
エネルギーとして存在は認識できてもよほどでない限り「リアルな姿」見えない中途半端な彼女に対して、それらは彼が精一杯送った信号だったのであった。
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注)
以下に述べるのはあくまでも「彼」の場合です。
自ら命を絶つ方は多々おられます。しかし、一人一人理由は異なっています。
その全てが、彼の様な状態になるとは限りません。
というのは・・・私が自ら命を絶った個人に深く関連するのは「彼」が初めてだからです。
なので・・・
幸せな世界にいる方も居られるかもしれないという可能性もあるという事を先にお伝えしておきます。
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その男性とは直接お逢いした事はありませんでした。
きっかけは『石の声を聞く~クリスタル・コネクト』のモニター募集をした時にご応募して下さった事でした。
共働きでお子さんのお迎えやお仕事などで時間設定が難しく、私も出来るだけ配慮したのですがその時は、断念された方でした。
その時『いつかご都合のある時にお話しましょう』といい・・・私がセッションを凍結したので、それっきりになっていました。
なので。。。。
これが約束の『セッション』になったのです。
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彼は人間関係で苦しんでいた。
専門医の力も借りながら、それでも頑張っていたが、ついに彼の中で何かが切れた・・・・
そして、自ら命を絶つ事を選択した。
肉体が亡くなった時に、まず彼の心に浮かんだのは『自由になった』という想いだった。
「これで、あの心の苦しみ・痛みから解放されるのだ!!!」
悲しむ家族を見つつ、
それでも自分の思いの中に『彼はつかまっていた』
そんな彼が・・・何時頃だろうか
彼は気がついた。
無くなった、自ら『排除』したはずの
あの忌々しい「心の痛み」がまだある事を!!!
そして、さらに彼が衝撃を受けた事があった。
『わが子に近づけない』のだ!!!
子供は生まれてから思春期に入るまで『親の加護』という淡い光のシールドに包まれている。
また、それ以上に、小さきものは『自ら光り輝く』ものを持っている。
わが子なのに
わが子のそばにいたいのに
守りたいのに
そのわが子の光に寄れない
妻には近寄れる・・・そう、彼は言った。
けど、愛する子供のそばには行けない
聞いていた兎月は思った。
今まで、人についていた無数の魂や念を浄化して来た。
しかし、今は『安易に浄化してはいけない』と感じたのだ。
人の課題をやってはいけない。
今まで無条件で浄化体制に入った無数の魂は『想い』に長年囚われ、『自己』というか『人格』を感じず、どちらかと言うと、「悲しみ」「憎しみ」「怨み」という共通の思いの中で和音を奏でているような存在だった。
しかし彼は違う。
『貴方が浄化してはいけない』
兎月の横で、守護役の獅子頭の右近がささやく。
彼女は頷いた。
そして・・・・どうしたらいいか、心の中で答えを探し始めた。
キーワードが浮かぶ。
前回の日記の『メッセージ』だ。
書いた当初は思っていなかったが、コメントに返事を書くときに何回も見るうちに、ある一節が気になっていたのだ。
それは
『目を閉じないで』
それが・・・「自分の中の自分を見ないふりをしないで」という他に、
『肉体の眼を自ら閉じる=自ら命を絶たたないで。。。』
という意味にも取れたのだ。
答えはきっと、メッセージの中にあるはずだ。
そう、彼女は思った。
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続く