昨日お祭りの追加>
お祭り最後の大仕事は、とても急な神社の階段を、滑車&ロープ&人力で上がっていく太鼓台。
みるからに太い丸太、
太鼓台の中には幼稚園くらいの子供が6人ほど乗っています。
重いぞ!
坂を一気に駆け上がるかと思った太鼓台が、あともうちょっとの処で止まってしまいました。
去年よりちょっと大きくなった境内入口の木が引っ掛かりそうになったのです。
急坂で台が滑り落ちないように支える男性軍に、私も思わず合掌して祈ってしまいました。
「や~れっ!!!」
という大きな掛け声とともに、太鼓台を少し斜めにします。
そして
一気に駆け上がりました!
その気迫!思わず拍手喝さいでした。
が、
次の瞬間、感動している私をもっと感動させた声が聞こえました。
「かっこえええええ~~~~~~!!!!すっげ~~~~~~!!!!」
いつの間にか私たちの横に小学1年生くらいの男の子が4~5人。
彼らも、固唾をのんであの場面を見守ったのでしょう。
のぼりきった途端、
感動が爆発したみたい。
「すっげ~~~~!!!、すっげ~っぞ!」
子供たちは、身体いっぱいに叫びながら上がった太鼓台に向かって駈けて行きました。
それは、おっちゃん達のだれか一人にではなく。
大きなものを、力を合わせ声を合わせ・・・「みんなで」成し遂げた大人の気迫と団結に心打たれたのではないかと思います。
彼らが見ていた、おっちゃん達は
自分の父かもしれません
近所の人かもしれません
また
まったく知らないおっちゃん達かもしれません
けど、あの瞬間
彼らにとって「遠い存在」のおっちゃんが
「すっごくかっこいい」ヒーローになったのだと思います。
あんなに、身体いっぱいに感動を表わしている子供ちゃんの姿を・・・・
長い間見ていなかったような気がしました。
おっちゃん達は、男の背中で見事に語たんですね・・・。
<子供ちゃんいっぱいのお祭り風景>