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神社☆エール!頑張れ日本神霊界

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『剣』が甦る”夢” 【 たまのを 】さん

中国版半農半X、202… 塩見直紀(半農半X研究所)さん

ぷち・すぴ ぴ子さん
ゆっくり歩こう♪ さいころりん♪さん
2011.08.04
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大講堂につく。

そこはその名の通り、かつて学僧が講義を受け、各種の教義について論じあい、互いに研鑽に励む場所であったという。


ちなみに一般に「寺」には寺を守る信徒たち=檀家というものがある。
江戸時代などは寺は今の役所の様な働きをかねており、
そこに檀家として登録する事が義務つけられていた。
死亡すれば、過去帳に全て記入される。
戸籍係の様な感じだ。
そして、これがあるからお上は年貢(税)を取っぱぐれる事はない。


政治と宗教はいつの時代にも密接に絡み合っている。



引越をした時も必ず引っ越し先の寺に移転届けを出す。
出さねば「葬式」をしてもらえない。



村八分より恐ろしい。
なにせ許されている残りの「二分」は*火事の際の助けと*葬式だからだ。


嫌われ者でも死んだら罪は消え、仏にしてもらえる。
しかし、葬儀をしてもらえなければ死んでも浮かばれない事になる。



極楽地獄思想の中で、それは苦しい庶民の現実生活の中で「死後の國」の安らぎの可能性すら消し去ってしまう恐ろしい恐怖だったのかもしれない。



そうやって、寺は檀家により修復され守られていった。


しかし、薬師寺には檀家はない。
それは薬師寺の役目は時の政府の重要な「学校」であったからである。
その為に、必要な経費は全て公費で賄われていた。

しかし、今は平成の御代。


寺にお金を出してくれる世の中は遥かに遠くなった。
それでも、薬師寺がその数々の巨大な建造物を再建立したからくりは…。


是非、金堂の説明会で聞いて欲しいw。




苦労したのは人だけでなく、仏像もそうであった。
大講堂の「阿弥陀三尊」は、嘉永5年(1852)の時点では「弥勒」であり、
次に「阿弥陀」となり、明治以降は「薬師」となり…。
やっと最近「阿弥陀様」に落ち着かれたそうである。


******************************

「皆さん、これが阿弥陀三尊でございます。しっかりお願いごとを行って下さいね~。言わないと聞いてもらえませんからね~」


何処かの観光ツアーのガイドさんが、団体客にそう言っているのが聞こえた。



~ナイス!。
なかなかツボをついた説明だ。~


小耳にはさんだ月櫻は含み笑いをしながら横にいる麗珊にこう云った。


「麗珊(りーしゃん)、仏界はね、市役所みたいな感じだからしっかり願い事を頼むといいよ」
「?市役所ってなに?」



>市役所
それはかつて、月櫻の兄弟子の鬱金(うこん)殿が言った例えだ。



仏界は、衆上を救う為に役割分担が非常に良くできている。
大体が、浄化系であるがしっかりした仏像では、その名を冠した役割を即座にこなす。




例えば、薬師如来ではやはり健康や身体系の係り。

→『仏界庁浄課三(身)科願い処理係』
みたいな感じだろうか。



意外に役割分担が決まっており、
人の方もこれを頼むのは~仏様、という感じだ。


願い申請書の提出、
窓口受理、
そく交付。


みないな感じで、簡単な申請ならその場ですぐ行う、非常にスピーディーなシステムが出来てる。




そう考えると、日本神界はアバウトに感じる。
結婚や恋愛の神とされる島根の出雲大社は特例に値するのではないだろうか。
それさえも、10月に日本全国の神様が出雲に集まるから、そこにお願いしておいたら全国区で「お相手募集手配」が回るだろうという感じからである。



よもや日本の神様はなにも結婚相談所を開設するばかりに集まってはいない…と思うが:笑。



しかし、いくら仏界でも大事なのは、
「願う」という意思の発動があってこそ、受理されると言う事だ。
「言わなくてもやってくれ」と口を開けているだけでは何もしてくれない。


『己が願いを真意をこめて願う』。
申請書が判り易く、必要度が高く、熱意がある程、案件は通りやすいのは
一般社会でも同じ。



その代わり、役所が事を起こしてくれる代わりに我々が税金を払うように、
仏界も対価が必要である。



続く。



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Last updated  2011.08.04 23:57:26
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