|
カテゴリ:身体の瑚話
病は気からと申しますが、
最近、通院の患者さまで体験した事を一つ。 他の疾患の後遺症で外来通院されているAさんは、両耳が難聴で補聴器使用しています。 片方はほとんど聞こえず、なんとか聞きとれていた方の耳も最近聴力が落ちて来ている処に補聴器が壊れてしまい、家族とも筆談状態。 熟年でこなれたご夫婦の二人暮らし。 Aさんの相方様からは、酸いも甘いも苦労も一杯乗り越えてこなれてきた貫禄が感じられ、 尊敬してしまいます。 リハビリも身振り手振りで課題をやっているのですが、 相方様も補助にと言う事で、横で見ておられました。 この患者さま、 大分前ですが、相方様のふとしたことから御本家の神様の話になり、 ついでにその神様から「伝えて欲しい」と言われて少しそっち系のお話をした事があります。 たま~にですが、 なんの不思議もなく御納得される方がおられます。 きっとそう言う方だと見越して先さまも「伝えて」と言われるのだろうと思いますが、 言う方はかなり慎重に用心しております。 (というか、ホント言いませんですけどね) さて、今回。 諸事情はさっぴいて、相方様の余りのお困り様と、 なにより相方様とお話するのが大好きなAさんですので気になって視てみました。 すると… 目の脇の方からイヤーマッフルの様に黒いもやもやが。 サーチしてみると、それは耳道まで繋がっていてちょうど鼓膜の前位まで詰まっていて耳栓状態。 なんでしょこれ? と思い、「人系」とか「祟り神・オクサレ様」系とか「魔物さん」系とか… 一般的によく憑いてて痛みや症状をだす要因になっている項目に該当していないか再サーチをかけたのですが、どれも当てはまらない。 宇宙系。 外宇宙まで入れたけど、該当がない。 ありりりり…。 初めてだわ…。 余りに不審んで思わず顔にでちゃったかして、 相方様が「どうしたんですか?」とお尋ねになられてきました。 話せる方なので状況をお話したら、 「先日耳鼻科に行ったら、凄い耳栓みたいな量の耳垢が取れたんです」との事。 耳垢の残影? いや~それもちょっと違う様な…。 けど、そのままにもしておけません。 なにせ所属が判らないと処理が出来ない瑚月さん。 うんうん不思議がってましたら、上記の家の守り神様が出てこられました。 ちょっと寡黙な方なのですが、 どうも「患者さま自身」が原因との事。 『きどあいらくの…』とおっしゃります。 え?あの感情の喜怒哀楽?。 なんでも「喜怒哀楽」の「楽」から来ているとおっしゃる。 「楽」ですか? 楽っていいように思うんですが? その患者さまは元々頑固一徹な処がある方ですが、 笑ったりも出来る方です。 詳しくお聞きすると…。 *心に遊びがない *楽に流せない *自分の考えで囲ってしまって蓋をしてしまっている(周りの意見を聞かない) との事でした。 相方様に申し上げると、すっごく納得! 「あ~~~~~~~~、ほんと、ほんとにそうです!。 言われるまで気がつきませんでした、ほんとにそれが原因だと思います」 … … そんだけ頑固な方なんですね…。 けど、これだけじゃ行けません。 対応策を見つけないと最低最悪のリーディングです。 (これあくまで瑚月の信条。現象と原因だけ伝えて後は放置って、してはいけないと思っています) まず、経絡的な処置方法をやってみます。 どうも良いみたい。 そこで相方さんにも指導。 それから、手堅く楽を感じてもらったら??? と思い、リハビリの課題が良く出来た事もあり、 それを今までと比較して筆談で誉めました。 Aさん満面の笑顔!!! この二つで、少し黒さんの色が薄くなりました。 思えば、相方様も愛が深いので、「あれをしなくちゃ」「これをして」 とAさんによくおっしゃられる方です(この場合、相方様のおっしゃることは至極正論なんですがw)。 それに反発するのもあるのなら… 誉めてみたらどうでしょう。 と思いました。 人間、たまには認めてもらわないと心が固くなってしまいます。 偶に「ありがとう」とか 「貴方がいてくれて○○だわ」とか そんな一言が、心や疲れをほぐしてくれたりました。 相方様には、簡単にそうお伝えいたしました。 病は気から、と申しますが 気以外にも原因は一杯あります。 その人だけの責任じゃない事も多々あります。 けど、 こんな事もあるんだな~~~と、感慨深く、勉強させて頂いた次第でございました。 にほんブログ村←奈良県を初め、新しい方に御縁があったら嬉しいなwです。 いつも押して下さっている方々、感謝いたします! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[身体の瑚話] カテゴリの最新記事
|