&#私の生きる道２&#&

　夫には　　わりと　ありえない　
　　　おじさんがいます。






　　（サクラ吹雪の　彫り物が　背中に満開）





　おじさんは　若い頃から　喧嘩っぱやくて　　


　あちこちに　因縁を　つけては　　　
　　　　　殴ったり



　

風を　肩で切りながら　ブイブイ　　

埼玉を　　




　　　



生きてきた。








　　飲む　　　打つ　　　買う　は　
　　　　　　もちろん






　　警察の　お世話にも　なった事が　
　　　　　あるらしい。。



　そんな　　　やくざな　　おじさんが


　　　　　　　　　







　　　　　　　　　　　一度だけ、








　 精神的に　ボロボロになり　　　

壊れた事が　あったんだ。









　 親父は　　酒で死に
　　　
弟も　兄貴も　次々と　死に　








　
男兄弟は　誰も　いなくなった










　　おじさんは　　妻子や　お得意先の　







　　　　　　　頑張れ！頑張れ！






　　　　急かされる様な　　　応援で　　　









　　　　　　　





　　　　　　壊れてしまった













　　そんな時　　まだ元気だった　私の姑に　

泣き崩れて








　　　　　　頼ってきた。。。。






　


　　　姑：　おまえさんの　　　家族ぐらい　　　
　　　　　
　　　　　オラが　　食わしてやる。










　　殆んど　目が見えない　　姑には　　　
　　　　

　　　　人をひきつける　　何かがあり
　　　　　　　　　　

　　動かす　　　力が　　　あったんだ












　　　おじさん　　　その一言で　　ムクムクと　　

這い上がり　　


　　　今じゃあ　　　殺しても　　死なないほどに（爆）


　　　　　　　　　　　　　　




　　　　　　　　　　　　　　姑の　　







　　葬式には　　一週間も　　仕事を休んで　　
　　総指揮（高度なダジャレ）








　　今年の　お正月　　新年の挨拶に　訪れた　
サクラおじさんは







　　おらっちの　　生まれたこの家　　　　

　　ゆうちゃん（夫の名）と嫁さんで



　　　守ってくれな。　　


　どうか　よろしくお願いします。。。。









　　　２０も　年上の　山本譲治を　
　　可愛くしたようなおじさんの顔








　　　あまりにも　真剣に
深々と　頭を　下げる　　その仕草に









私は　　この家に　お嫁に　これて
相当　　幸せに　してもらえたよ。
　　　　　　










だから　　コレから先も　絶対に守ってゆくよ。

　心の中で　　おじさんに　返事した。