このお話は前回の続きです
3、情報提供。
私の中では当たり前のことですが、
"ムダな情報発信"は止めましょう。
簡単に言えば、
"人を不安がらせる情報発信"や
"過剰過ぎる情報発信"です。
これらの情報にも
"仕分け"は重要です。
本来、各個人がしっかり考え、判別し、
情報発信を行えば、
詐欺業者がのさばることも無く、
間違った情報も流れることも無かったはずです。
"過剰な情報発信は【害】"です。
日頃の日本の報道は
こうことをやり過ぎているために
ネガティブなものを余計に
各個人に引き寄せている部分もありますので、
各個人の"情報発信"もしっかり"仕分ける"ことが大切です。
簡単に言うならば、
被災者の方々が欲しい情報や
安否確認をしたい方への情報などを
"的確・適切、そして必要に応じて送る"ということです。
無駄に情報を流し過ぎては、
彼らが"混乱"するだけです。
なぜなら、
人はインプットの情報が多いと、
"何をするべきか?"
"どうやったら良いのか?"
"何が正しいのか?"
"何が大切なのか?"
ということが判別する前に、
情報が次から次へと大波のように来るわけですから、
"軽いパニック状態"になり、
"結局、何も出来ない"ということになりがちです。
そして、そのようなパニック状態になった場合、
"ネガティブな思考"が余計に"加速化"します。
混乱による"恐怖"は
恐怖の理由が本人にもわからないにも関わらず、
恐怖を煽ってしまいます。
そのために、
情報の"取捨選択"はもちろんのこと、
"情報発信"もなんでもかんでも伝えるようなことは
お避け下さい。
"伝える必要があることのみ伝えましょう"
また、伝える方法は、
電話やメールがやられている状態ですので、
どれかで伝えてきましょう。
・災害用伝言ダイヤル「171」。
◆被災者の方
1.伝言ダイヤル「171+1」を押す。
2.自宅の電話番号を押す。
3.伝言を録音する。
◆安否を確認したい方
1.伝言ダイヤル「171+2」を押す。
2.安否を確認したい方の電話番号を押す。
3.録音された伝言を再生する。
・伝言板サービスの利用。
▼NTTドコモのiモード災害用伝言板サービス→
http://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/page/110311_01_m.html
伝言板にメッセージ登録が可能なのは青森県、秋田県、宮城県、山形県、福島県
PCからメッセージを確認する場合はhttp://dengon.docomo.ne.jp/top.cgi
▼KDDIの災害用伝言板サービスEZWEBトップメニューかauoneトップから災害用伝言板へ
安否情報の確認はhttp://dengon.ezweb.ne.jp/
▼ソフトバンクモバイルの災害伝言板→
http://mb.softbank.jp/mb/information/dengon/index.html
ケータイの災害用伝言板メニューかMySoftbankからアクセス安否情報の確認は
http://dengon.softbank.ne.jp/
▼NTT東日本→
http://www.ntt-east.co
▼ウィルコムの災害用伝言板→
http://www.willcom-inc.com/ja/dengon/index.html
ウィルコム端末からのアクセスはhttp://dengon.clubh.ne.jp/
他社携帯やPCからのアクセスはhttp://dengon.willcom-inc.com/
▼イー・モバイルの災害用伝言板→
http://emobile.jp/service/option1.html#saigai
アクセスは、ブックマーク(お気に入り)→EMnetサービス→災害用伝言板→災害用伝言板トップページ
安否確認はhttp://dengon.emnet.ne.jp/
・ツイッターの利用。
ツイッター:https://twitter.com/
注意:ツイッターの場合もつぶやきすぎると、
過剰にシステムに負荷がかかりますので、
こちらも節度を持って情報を"取捨選択"して発言してくださいませ。
発言とは"大きな責任"を伴うのです。
これは日常生活においても忘れてはなりません。
・mixiやフェイスブックなどのSNSサービスの利用。
・スカイプなどのネット電話。
スカイプ:http://www.skype.com/intl/ja/get-skype/
どのような方法にせよ、
皆様の情報が"人を救う"こともあれば、
"殺すこともある"ということを
"必ず忘れないでください"
間違った情報を流せば、
"人は破滅する危険性"があるのです。
"情報を仕分ける"ことも大切です。
4、献血活動。
我々の血液を"提供"するという方法があります。
しかし、これにも"注意点"があります。
重要なことは"血液は生もの"である。
という考え方です。
2の物質提供の時にも書きましたが、
"下手に生もの"を送ると大変なことになります。
なぜなら"腐ります"からね。
体外で血液は数日しか保たず、
使用期限が過ぎれば"破棄される"ということは
覚えておいて欲しいことの1つでもあります。
つまり、
最も大切なことは
"交通網が復活するまで待つこと"
これが最も大切なことです。
"届けられなければ意味がありません"
特に献血の場合、
連続で血を抜くわけにはいかず、
1回の献血でいえば、
当分いけなくなるので、注意が必要です。
"スピードよりも【確実】を"
これは本業の機械工の考えです。
プロの機械工は、
"第1に安全を。第2に確実を。第3にスピードとコストを"
という考え方で動きます。
まずは安全を確保し、
そして"確実な手段"で動くこと。
スピードなど2の次です。
確実に届かなければ"意味がありません"
そのためには、
"献血は交通機関が回復してから"の方が良いということです。
参考にして頂けましたら幸いです。
おそらく、今日も交通機関は回復していないでしょうから、
少々、待たれる方が良いかもしれません。
それから、献血先はいろいろとありますが、
一番確実なのは"赤十字血液センター"を利用して下さい。
各都道府県に1か所ずつあります。
一覧はこちらに乗っけておきます。
http://www.kenketsu.com/jp/j200c.html
このお話は次回に続きます