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カテゴリ:東北大震災
東日本大震災1周年追悼式に参加した宮城県遺族代表・ 奥田江利子さんの「ことば」は次の通り。 そして、いとおしい人を思い続けるたくさんの人が残されました。 2人の子どもと両親とで住んでいました。 息子夫婦が入籍の日に選んだのは3月11日でした。 2人は我が子の誕生を楽しみに、人生で一番幸せな時を迎えていました。 私たち家族も、その将来に向けてささやかな幸福を感じておりました。 震災の日も、いつもと変わらない朝を迎えて、 変わらず明日が来る来ないなんて思いもしませんでした。
妹と祖父母が身を寄せていた近くの指定避難所に車で向かったそうです。 たくさんの尊い命をもぎ取り、奪っていきました。 それを思うと、胸が締め付けられます。 一緒にいたはずの娘は、家族の一番最後、1カ月後にやっと見つかりました。 「おかあ、俺なりに頑張った」。 そう言っているようで。おまえ頑張ったな。 偉いぞ。みんなと一緒にいてやったんだよね。何度もそう話しかけました。
こんな残酷な思いをさせてしまって本当に申し訳なくてすまなくて、 残されたこの子らがふびんでなりません。 どんなに無念だったか、この母が代わらせてもらいたかったです。 「生きることがつらい」。 そう思う申し訳ない気持ち。 生きていることが何なのか、 生きていくことが何なのかを考えることさえできない日々が続きました。
遺族はその悲しみを一生抱いて生きていくしかありません。 涙を超えて、強くなるしかありません。 「子どもたちが望む母でいよう」「これでいいだろうか」「こんなときに両親はなんと言うだろう」 そう感じていたいからです。 息子は私たちに生きる意味を残しました。
日本全国、世界各国の皆様に心から感謝を申し上げます。 私たち一人一人がしっかりと前を向いて生きていくことだと、 そう思っています。 差し伸べてもらったその手を笑顔で握り返せるように乗り越えていきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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