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カテゴリ:コスメ・ファッション
「シュウウエムラ」のリフレッシングローションが廃盤になってからというもの、使用感に納得のいく化粧水になかなか巡りあえずすっかり化粧水ジプシー状態。さらに精神系の薬を服用するようになってから肌質がちょっとずつ変わりつつあって今まで大丈夫だったからという理由では安心して化粧品を使えなくなり。加えて最近はすっかり養われの身で小遣いが限られている事もあって、安い価格帯から優秀な化粧品を!という新地開拓の試みの真っ最中である。
そこで海外輸入コスメを扱っている「ブランシェ」で日本未発売で安い化粧水を数本購入してみる。 本屋に行くと100円でカタログを売っている例のアレなのだが、ブランドコスメやドクターズコスメに混じっていかにも怪しげだったり珍しげだったりする商品も混じっていて、カタログを見ているだけで面白い。 この手の商品も海外等に行く習慣なぞがあれば現地やら免税店やらでもっと手頃な価格で手軽に購入できるのかもしれないが、あいにく私にはそのような機会がないのでこの手の個人輸入代行会社に頼るしか入手の方法がない。まあ、それでも日本の定価と比べると何割も安かったりするモノが多いので良しとしよう。 前置きが長くなったが。 タイトルは件のカタログで買った化粧水のうちの一本である。 まず、くさい。 カタログには確か「上品で柔らかなフローラルの香り」とあったと記憶しているが、実感としてはなんだか石鹸水を顔に塗っているような錯覚すら覚える強烈なニオイ。香料を5割くらい控えたらもうちょっとファンがつくんじゃないだろうか。それともおフランスの女の子っていうのはこういう香りが好きなのかなぁ。 個人的にはあんまり濃い香料だとか色素だとかが入っていると肌に悪影響があるんじゃないかと心配になってしまうのだが。 そして、あまり浸透しない。 クセのない水のような感触の液体なのに何故?まったく浸透しないで肌の上に留まっているワケでもないので、吸収された分、肌に多少の柔軟性は得られているのだが、とてもじゃないが「水分補給」とまではいかない。説明書どおりにコットンにたっぷりとってパッティングしていても労力のわりに肌が潤わない。それとも、ただ私の根気が足りないだけなのか。 とりあえず浸透力には期待しない方が良さ気。 最後に、ベタつく。 「しっとり」は時として「べったり」になる可能性もあるわけで。 これが乾燥肌の人であったなら、多分この商品を使えば「まあしっとり☆」という使用感を得られるのだろうが、あいにく敏感混合肌の私にはウリの「保湿成分・皮膚軟化物」とやらがいささかリッチに配合されすぎていたようだ。混合肌の私には乳液がつけられないくらいの保湿力。1週間使ったら立派なニキビ肌になってしまった。 総評としては定価2000円台クラスの化粧水にありがちな、『浸透力にはあまり配慮せず潤い成分たっぷりぶち込みました系』。なんとなく手作り尿素化粧水(グリセリン+尿素)の使用感を彷彿とさせる。 買ってしまったはいいが今回は完全にチョイスミスな感じ。デコルテあたりのパッティングに使うかボディローションとして消化するしかないのかなぁ。リピートは絶対しないであろう。 同じペギーサージの化粧水で「ローション トフィニアン」とかいうのがあったが、そっちが確か「表面サラリ・内側ふっくら」がウリだったような気がするので、機会があったら次回はそっちを購入してみることにする。 あ、こき下ろしばかりだとなんなので最後に長所。 ボトルの口の形状はちょっとずつ出しやすく、液切れもなかなか良。 キャップもワンタッチでパチンと開け閉めできるので不精者の私には丁度良かった。 ちなみに容量は200ml。 購入価格は1600円(ゆっくり便)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年07月02日 14時20分43秒
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