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今日は建国記念日、古い言い方だと紀元節ですね~ 手術の日が近くなって来たし、少し思うところを書いておこうかな? 先日、フェイスブックに何気なくつぶやいたら、兄弟弟子たちからの声が聞こえたんですよ 回復したら弟弟子のお店に行って一緒にお酒を飲もう!って とても嬉しかったですよ♪ 本当は先輩、後輩の間柄なんですけど、なぜ私が兄弟と言う位置づけにしてるかと言うと 今は亡き師匠の先生からそういう絆を授けてもらったからなんです だから先輩は兄、後輩は弟、という接し方をしてきました その兄弟子たちともしばらく接点がなかったんですけど、(うつる種類じゃないですけど少し厄介な病気になっちゃったんで田舎に引っ込んで暮らしていますんでね) 一杯やろう!の声はうれしかたんですけど、ひょっとしたらダメかもわからないです、手術が上手くいっても人工透析が待ってるの確実なんですよ~ なので気力が萎えてしまう前に、少し言いたいこととが母校の剣道部の後輩にあるんです 届かなくても仕方がないんですけど、今度の選抜高校野球の兵庫県代表に選ばれたでしょ? 私が37年前に高校に入る事になったきっかけも後に高校野球で私の先輩になる人たちの活躍を見たのがそもそものきっかけだったんです んで、高校に入ったはいいんですけど私は野球なんて全然知らないし、普通に自分の流れのまま剣道の道を選びました 田舎の先生の勧めです(体の弱い生まれだったので鍛えて生きるための体を作る必要があったからです) 入った学校には師となる先生とその又先生(大先生(おおせんせい))が別の大学に移っては居られたんですけどご健在で居られ、すさまじい技術や識見を持った先輩が綺羅星のようにたくさん居られました その先輩たちはそれはそれは厳しかったですよ 決して甘えた事はお許しにはなりませんでしたし、しつけや身の回りの所作にはとても厳しかったです 履物を揃え忘れたり、うっかり剣道具を跨いだり、稽古着や袴を畳むのを手抜きをするのを決して看過なさいませんでした 普通にぶん殴られたものです 電車では剣道具を持っている時は邪魔にならないよう気を配り、年配の方や赤ん坊を抱いた女性のために万一にも席を奪うような事があってはならないと教えられ、そのためには自分が席に座る事もほぼなかったほどです 席を立って譲ると言う事は、それだけで他の人に余計な気遣いをさせてしまうから初めから座るな!ってことです 自然でないと意味がないんですよ 大人になって、こいうことがぜんぜん出来ない自称剣道家とか指導者と称する紛い物剣士がたくさんいる事に驚きました 私もかつて、その現実に驚き、ヨネザワクニオという先輩に噛み付いた事もあります ヨネザワ先輩がそれをみることになった原因ですからね 多少の段位を頂き、ましてや学校の教員を務めているものにも多いのにはあきれてしまう事も多かったですね 私の兄弟子たちの中にはヘタな高段者など完全に軽視している人もたくさんいましたし、その実力も今の高校生では想像もできないくらいでした その兄弟子たちを鍛えた大先生が自分で厳しい稽古を課したとおっしゃっていたほどですから・・・ 警察の師範も勤められた、大きな体の範士八段の先生がですよ 私も大きいほうではなかったけれど大先生には襟首をつかまれた猫みたいなもんでした そんな大先生に師事したおかげで、他の3人の範士の先生に知己を得る事ができ教えを請うことが出来たんです その結果、本物の剣士に触れることができ、偽者を見分ける目ができたんですけど それをあまり、とやかく言おうとは思いません 言ってもわからないものに言っても無駄ですし、第一わかりませんから・・・ 何処からか?誰からか? 母校の後輩クンたちに届く事を願って一言書きおいておきます キミ達は報徳の魂を受け継ぐもの、いつごろからか君や私達の兄弟子たちが持っていた厳しさが失われ 所謂いい子達の集団になってしまった現実があること その結果、試合結果にめぼしいものが散見できにくくなってしまったこと キミ達は普通の高校生ではない! 君たちの先輩の一時期は中学生と言えど警察学校の初任課、(警察学校の学生ですね)の剣道経験者程度なら試合稽古しても負けることなど無かったんですよ まして、高校生にでもなれば警察でも機動隊の特別練習生に向かっていくほどの手腕でした 今では考えられないでしょ? 昔はこれが報徳でしたよ 剣道の業前だけじゃありませんけどね すごい精神性がありましたよ まず、そんなに先輩たちは口数が多くも無かったですしね でも後輩を鍛えはしても知らん顔をして放置はしなかったですよ 私たちも気軽に先輩方に口なんて利けなかったですもん 気軽にどころかしゃべる事など無理でしたよ 今はね、新しい先生もいらっしゃる事ですし、私の3歳上の先輩もおいでになるのは知っています 2つ上の先輩も稽古にお見えでしょ? しっかり教えてもらって立派な報徳剣士になって欲しいものです そんな事を言っても、もう私は何もしてあげる事はできなくなってしまったけれど 言い置く事で精一杯のことがあります 稽古は無茶をしても無意味で効果は何も無いですけど、無理をしなければ強くも上手くもならないってことです (まぁ私は、ムチャのせいかわかりませんけど病気になっちゃいましたけど) そしてじぶんではムチャしてるな!と思う程度ではまだまだ無茶まで行っていないのが事実だと言う事 そして自分だけが強くなっても仕方が無いでしょ? 次の世代につなげないとね? 時代時代によって兵庫の高校剣道界も強豪が入れ替わって行ったでしょ? 世代交代や継承が上手くいっていないからなんでしょうけど、一時期育英高校がとても強くなったけど いまはどうなのかな? まさか、関西学院や他の県立高校にてこずってはいないと思うけど・・・ もしそれがあたってしまっているのなら君たちの先輩たちはとても嘆いてしまうと思いますよ まぁ剣道の試合だけではその結果だけを見てしまいがちだけど・・・ 本当は剣道の中に何を見出すかが、とっても大事なんだ そのための努力と試行錯誤の後に生まれる結果がとても重いんですよ でもまぁ、君たちには『勝敗は時の運』と言う言葉は許されない立場だし、むつかしいと思うけどね だれでも、壁には当たることもあるさ 本物が見えるようになればまぁ大丈夫だと思うよ よく高段位に目がくらむけど、まぁ中には段位と釣り合ってないのもいたりしますからよく真偽を見極めるようになって欲しいものです 本物は必ずいますし、むしろその方が多いはずですから・・・ ある範士の先生は『八段になってやっと1人前、七段ではなぁ玉石混合、8段受けるのもほんまかいな?いうのがたくさんおる』ってよくいっておられましたよ 私が言う資格など何処にもありませんけど・・・ まぁ色々言いたい事もあるけど、もう私も口やかましい年寄りになりかけているのはあまり嬉しくないので・・・ 報徳の後輩クンたちよ がんばってくれ! 何処からかゆったり見ているよ まぁできれば、先生と大先生に彼岸であった時、土産話でも出来れば嬉しいよ!
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最終更新日
2017年02月11日 17時14分35秒
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