高橋秀実「素晴らしきラジオ体操」(小学館文庫)
今日は、昨日買った本を読みましたー。朝はあまりの休みボケに霞む目をこすりつつ通勤電車で。帰りは疲弊してぐったりし運良く座れた電車の席の片隅で。作者の高橋さんはリクルートのフリーマガジン「R25」で巻末エッセイを書いてる人です。もう一人石田衣良さんて人と交代で書いてるんですが私は高橋さんの方がずっと好き。飄々と力のこもらない文章で、毎週(おっと隔週か)屁理屈で楽しませてくれます。屁理屈こねるのって好感持つか、ウザイ人かどちらかの印象に私は分かれるんですが、この人の屁理屈はすきだ。波長が合う感じ。2,3日前から高橋さんの本ほしいなと思って探したんだけど見つからなくてでも昨日新宿の紀伊国屋で探したら発見!さすがだ。案内機もなんて親切!で、この本は題名の通りラジオ体操の起源や魅力、ラジオ体操人たちのあれこれを語り、ルポした本です。何でも日本にはラジオ体操人なる人種が3000万人いるらしい。うーん、すごい…雨の日も風の日も公園でラジオ体操する人たち…確かに日本人でラジオ体操知らないって人には会ったことがない。誰しも夏休み、ラジオ体操カードにハンコをもらうべく公園に行った記憶があるだろうし。全然必要な知識とかじゃないけど、でも高橋さんの飄々文章も楽しめて、久々にラジオ体操のあの掛け声とか思い出しちゃったりして、なかなか愉快な本でした(^-^)。あー、久しぶりにラジオ体操したいなー。