「ルーツ&エコーズ」はいい曲が多い
ザ・コラールの2007年アルバム、「ルーツ&エコーズ」を遅ればせながら今年買ったが、車のHDに入れていたため何度も何度も聞く羽目になった。羽目になったなどと書いたのは、実は最初の頃は「今までと違ってきゅーんと来る曲がないな。」と思っていたから。コラールと言えば、60年代風・サイケ・分かり易いポップ感・・・・・なんだが、そのサイケ感がこのアルバムではほとんど感じられない。というわけで「つまらない」と放置していたが、何度も聞いていると5.6回目ぐらいから「んんん?いいかも?」と思えるようになってきた。 じわじわと効き目がくるようなアルバムだ。捨て曲なし。地味だけどよい。CDはたくさん買っているが、何度も何度も聞き返す盤は少ない。結局、コラールの盤の中では一番よく聞いたことになってしまった。 「新しい」音に巡り会える音楽の旅はやめられない。