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会った途端、
「私はあなたに謝らなければならない。」 と言ってきた。初対面でこんなこと言われて、驚いた。 何のことで謝っているかというと、第二次大戦のことだった・・。 ちょっと驚いたが、アルバートは、元々、立派なところで働いていた人で、話はスマートだったし、 わたしには紳士的な人だった。 宿のレストランのスタッフにバリ女性ワヤン(っていっても豪快なおばちゃん)がいた。 この女性は、オーナーが不景気でたくさんの人を切ったため、朝7時から夜10時過ぎまで 毎日倒れそうになりながら働いていた。 ある日、アルバートがそんなワヤンを食事に誘っていた。 その日を境に、顔色の悪いワヤンが、日に日にセクシーになっていった。 まず、髪の乱れがなくなり、 次に、化粧が濃くなり、 そのうち、Tシャツがセクシーな服へと代わっていった (゜д゜υ) 最終的には、赤いブラがすけすけの洋服にまで・・・w( ̄△ ̄;)w 短期間でここまで変わっていくのは、正直、ちょっと怖かった・・・ ←参考図:セクシーになっていったワヤン アルバートとワヤンは付き合い始めた。 しかし、オーナーにこのことのことがばれて、ワヤンは、速攻、首を切られた ワヤンがオーナーに解雇されたのに、その後も、オーナーに「ハロー」なんて言いながら、 平然とその宿に泊まり続けていたアルバート・・・゚д゚)。 過酷になっていく労働状況と、解雇にビビリまくって、笑顔も消えた他のバリ人スタッフ(´゚ω゚`) 南国バリに重く漂う、どんよりした不吉な雰囲気・・・。 恐ろしや~。恐ろしや~。 その後、アルバートとワヤンが付き合い続けているのかどうかは知らない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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