Ultra ATA/66

これが逃げであるのか、挑戦であるのか・・・あるいは弱気と見るのか、勇気と見るのか・・・それは、それぞれでしょう。

ただ、頑張った末にあるのが１２時過ぎまでの残業と、そのかわりにある莫大な給料だとして、それは僕にとって喜ばしいことなのか？

たとえそこで「慣れた」として、それで「良かった」と思えるのか。仕事が辛いとか、そもそも何も教えてもらえないとか、そういうことも含めて。

試用期間中にクビになるふうな話も出ているし、手を打たないといけないのは事実。要するに、先がないってことです。

本当にいろいろ考えました。でも、とりあえず選択肢は増やして損はない。

ですから、とりあえずワラにもすがる思いでワークプラザの門を叩いたわけです。

ハローワークカードを作り、何社か相談してきました。で、三社ほど応募することになりました。

担当してくださった方のお話に途中で涙が出そうになり、もう泣きそうになりながら帰りましたよ・・・。いや、怒られたんじゃなく、感動して・・・。

感動っていうか、なんていうか・・・頑張ってください的なことなんだけど、本当に、あんなに親身に話を聞いてくれるなんて思っていなかった。

とりあえず、ただ「何でもいいから働きたい」という考えではダメだと言う事はよく分かりました。それじゃ失敗する・・・その通りです。

でも、本当に切羽詰った思いだったりする。ただ、それで「とりあえず就職すること」こそ、「最大の逃げ」なんですよね。

そういう思いを知って、無茶なことをさせるのがベンチャーなのかもしれません。とりあえず逃げられはしないだろう・・・と。

でも、簡単に人を切る。そんなものですよ。だって、今の会社「ダメならすぐにクビにすりゃいいだろ。どうせ人はいくらでもくるんだから」って社長がいっていますもん。

そして新入社員の悪口を率先して社長が言う。これは本当にいただけない・・・と思うんですがね。どうなんでしょうね？

なにはともあれ。まずは履歴書です。話はそれから。人生は長い。まだ捨てるにははないはずです。