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カテゴリ:Nintendo DS
ノーラと刻の工房 霧の森の魔女 レビュー 1 の続きです。パーティーについて触れます。パーティーには主人公のほかに2人まで仲間を連れて行けます。 キャラクタの特性によっては素材の入手率が上がるなど、特別なスキルがあるので、欲しい素材や状況にあったパーティーを編成します。 よく連れて行くキャラクタは友好度が上昇し、独自イベントが発生します。ただし、友好度はフィールド探索に連れて行っているだけでは限度があり、適度に依頼をこなす必要があります。 また、このゲームは弱いキャラクタのレベルは上げたところで強くはなりません。戦闘が必要な場合は友好度以前に強さで選択するほかは無いようです。 もっと自由なキャラメイクが出来てほしかったですね。ひ弱な少女もレベルが上がればドラゴンと渡り合えるぐらいに出来れば良かったと思いました。 この問題点があるおかげで、採集重視のスキルがあるキャラクタをパーティーに組み込んだ場合、戦闘に強いキャラクタをパーティーに編入することが出来ず、逃げるしかなくなります。 アイテムは一覧から選択します。加工や分解、導刻術が可能なものは自動的にタブで分類されます。アイテムの順番は変更できません。 最終的に200種類以上のアイテムが一覧に並び、挙句の果てに入手していないアイテムまでレシピを購入するだけでどんどんメニューに追加されていきます。 これが非常に厄介で、並び順が不可解なうえに、1画面当たりの表示数も少ないため、一つ探すだけでも一苦労。 50音順、あるいは種別順になっていればいいのですが、ラクリッツの花束は上の方にあるのに、単独の花はそこからずっと下の方にあるなど、わかりにくさに拍車をかけています。 一応、救済策として家具が存在します。これは、薬草なら薬草、鉱物なら鉱物で仕分けしてくれる非常に便利なものなんですが・・・。 「ぼろ大工道具」以外は購入するしかありません。引き継ぎ要素ではないので、ゲームをやるたび毎回です。システムに組み込むべきことだと思うのですが。 序盤はこの家具を購入する手段はないので、中盤までは我慢するしかありません。中盤までに順調にいけばアイテム数は50を超えるため、かなり不便を強いられると思います。 すべて手に入るころには物語も二年目の中盤から近くに入っている人がほとんどではないでしょうか?金額も安くは無いので後回しになりがちです。 結論としては、かなり人を選ぶゲームという印象です。バッドエンドを回避するにはロードを多用するしかありませんでした。ソフトリセットが無いのがかなり苦痛でしたね。 採掘に行って敵に全滅させられたら家でロード、必要なものが手に入らなかったら家でロード・・・すぐリセットできれば大分面白くなりそうなんですが。 ロードを多用せずにすすめると、僕の場合は序盤では依頼のほとんどがクリアできなくなりました。 そのままの状態で進めると街全体の友好度が上がらず、途中でイベントが発生しなくなるので注意が必要です。 パーティーを組み替えないと全員の装備が変更できない、ステータスの確認もできないなども少々不親切。パーティーの組換え自体も家から出発の際しかできないので手間がかかります。 繰り返しプレイが必須ともいえるゲームなのに引き継ぎ要素は所持金の移行とペットを連れて行ける程度。せめて家具類や壁紙などは引き継ぎが出来ても良かったと思いました。 とにかく作りこみ不足です。急いで作った、という感じがかなり強いですね。システム的にストレスがたまる要因が多すぎます。 2周しても20時間も遊べない。でも、なんども繰り返し遊ぶには辛すぎました。期間もちょっと短すぎる気がします。100点満点中・・・甘くつけて48点ぐらいですかね。 久々にヤバいゲームをつかまされたっていう感じです。見た目の雰囲気でだまされちゃだめだよね。やっぱw 【送料無料】【新品】ニンテンドーDSソフト ノーラと刻の工房 霧の森の魔女【画】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011年07月30日 17時30分47秒
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