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カテゴリ:Nintendo DS
前々から値下げのウワサは絶えなかったわけですが、今回の値下げは正直、驚きました。
価格が一気に10,000円も安くなったのも驚きですし、5カ月で値下げ発表というのも前代未聞です。 なにより時期的なものが驚き。夏休み前、ボーナス前の発表ならまだしも、それからも外れています。 何か売れるソフトと複合的な効果を狙った、というなら分からなくもないのですが、ポケモンスクランブル・・・じゃ、いくらなんでも弱すぎますし。 それに、つい先日、フレアレッドを発売したばかりなのに、ここで値下げ。フレアレッドは一部の店舗で品切れを起こすほどの人気でした。 買ったばかりの人も多いと思うのですが、購入した方々は一体どう思うでしょう? 先に購入した方にはサーターアンダギー・・・じゃないや、アンバサダープログラムというものが提供されるようです。 でも、もらえるものは昔のゲームの詰め合わせ。3DSを購入したのはGBAがやりたかったからじゃないんですけど?それならDSLでやりますよ。 なぜ、3DS用のソフトじゃなくて、こんな古いゲームなんですか?せめて3DSで見られるアバターでも配布してくださいよ。そのほうがまだ3Dが楽しめるだけマシですよ。 岩田社長は以前、値下げはユーザーに対する裏切りだ、とおっしゃっていました。僕はここまでヒドイ裏切りを聞いたことはありません。 値下げした理由も謎です。未来が見えないから、とか、だったらなぜ最初から15,000円にしなかったんですか?25,000円で見えていた未来は何だったんですか? 過去にも短期で値下げしたハードはありました。セガサターンなんて発売日からいきなり5,000円引きです。でもそれは早期購入者が得をする仕組みにしたかったためです。 そして、49,800円に戻そうっていう話になった時に「値上がりに見える」と思われて値段を戻すのを断念したという経緯があります。 プレイステーションも半年で値下げをしました。でも、これも部品の価格が下がった、という理由がありました。 (まぁサターンとプレイステーションは互いに意識して値下げをしていたのも事実ですが) 僕は3DSを心の底から楽しめてはいません。なぜなら、当時から発表されていたソフトの大半が発売されていないからです。 どうぶつの森も、パルテナも、マリオカートも、バイオハザードも、未だに発売日が正式に決まっていません。 ハードを買うときは、最初に買うソフト以外にも将来にわたって遊べるであろうソフトを考慮に入れます。 もし、出るだろうな、と勝手に予想して買ったならそれは確かに自業自得でしょう。ですが発表済みのソフトが全然音沙汰なしというのはどうでしょう? マリオカートはようやく11月に出る予定、と決まりました。が、出来れば値下げ前にこういうソフトで楽しませてほしかったのです。 今、世界の経済情勢は大変不安定で、かじ取りが難しい局面はこれからもいっぱい出てくるでしょう。 ですが、今回の値下げは任天堂の信頼を揺るがしかねないものだ、と肝に銘じてほしいと思います。
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