さらに博多も美味しい~!(小郡も)
<今日の美味しいもの三昧>暑かった広島を今朝発ち、新幹線でさらに西へと向かった。今日は博多でお仕事だ。本当はひかりレールスターで一気に博多まで行く予定だったが、小郡で昼前に途中下車するよう切符を変更してある。どうしても立ち寄りたいラーメン屋があったから。「白圭」は小郡駅前の鄙びた飲み屋街の入り口辺りにぽつんと1件あるラーメン屋。おばちゃん一人で切り盛りするこのカウンターだけの店に出会ったのは3年前のことだった。出張で小郡に泊まることになったときに偶然見つけたのだが、なにげなしに頼んだ野菜ラーメンの美味しさに感動し、食べ終わるとすぐさま期待を込めて頼んだ餃子もこれまたはずさない味だった。結局、ラーメン食べてからビールと餃子という変なオーダーの仕方をしてしまったのだが。意外な場所で見つけた予想以上の美味しさにすっかりはまってしまい、以来九州に行くとき、九州から帰って来るとき時間があれば食べに行っている。ここのラーメンは、店主のおばちゃんが一人で味の研究をして作ってるとんこつスープだ。やはり土地柄各地から出張でくる方が多いため、最初はしょうゆ味と2種類のスープを作ってたらしいが、地元の方にしょうゆ味は馴染まず、今ではとんこつのみにしているそうだ。とはいえ、ここのスープは博多などのそれに比べればかなりあっさり味で、とんこつによるコクの陰にサカナによる出汁の味も見えかくれして、一緒に煮込んでいるというたくさんの野菜とともに複雑な味をかもし出している。麺は普通麺、博多のような細めんではない。餃子はひとくちサイズで、カリっとするまでしっかりと皮を焼きつけてありとても香ばしい。餡はあっさり味でにらがたっぷり入っている。焼豚は自家製でお持ち帰りもできるらしい。メニューは他にも手羽先の中に明太子を入れてグリルで焼いたのとかがあり、よく出張と見られるおじさん方がつまんでいるのを見かけたものだ。今日のお昼はラーメンと餃子のセットを頼んだが、昨夜あれ程食べ過ぎたのにぺろりとお腹に治まってしまった。もう小郡に立ち寄れる出張もないだろうから、これで最後かなあと思うとしみじみと感慨深かった。おばちゃん、写真とらせてくれてありがとね。さて、博多での仕事を終えて20時頃から、一緒に仕事してた同業他社の方達と美味しいものを食べに行こう!と街へくり出した。今夜は中洲ではなく、少し離れて西公園の鳥居近くにある「のこの島」というサカナを美味しく食べさせてくれる店へ行くことになった。予約のできない店なので、総勢7名が座れるかどうか心配だったが、うまく席がとれた。ここはカウンターに、魚屋さんのようにスチロール箱に氷をしいて本日の魚をディスプレイしてあり、穫れたての魚を見ながら刺身、唐揚げ、煮つけ、焼き物など調理法を選ぶ。切り身でしかお目にかかったことのない魚もここでは尾頭すべてついている。はじめにイカの刺身を頼んだら、ねっとりと甘味があってその旨いこと!何もつけずに口に入れたらほんのり海の味がした。あじ、かれい、あら、さば、かわはぎ、すずき、たこなどいろ頼んだが、どの魚も鮮度がいいので刺身はもちろん、煮付け・焼き物も美味しくいただけた。あまりに美味しかったもんだから、まるで猫泣かせ(魚の骨に身が残らない)のようにきれいに平らげてしまう。結構いろいろ頼んだが3800円とお値打ちだ。のこの島とは「能古島」という博多湾に浮かぶ島の名前をとったらしい。最後にキムチライスで締めたにも関わらず、いきましたよ、ラーメン。屋台にしようかラーメン屋にしようか迷ったのだが、屋台はどこも混んでたので「一風堂」というラーメン屋に行くことに。いつもは「一蘭」に行くのだが、昼間食べた人がいて別の店になったのだ。私は初めて入ったのだが、スープの後味に苦味が残るのがちょっと気になり、全部は飲み干せなかった。麺は細めんで美味しかったけど。いつものようにコンビニでデザートのアイスクリーム(パフェタイプのでっかいやつ)を買ってからホテルへ戻った。それにしても今日も一日良く食ったなあ…。