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カテゴリ:マラソン大会
第二関門に到着。
まずは休憩、休憩。 ふと呼ばれて振り向くとかきかなさんが… 吐いちゃって、ここでリタイアするという。 聞くと、久々に使ったハイドレが劣化していてその水で胃をやられたらしい。 ハイドレは4年使ってるんだって。 えっ一緒一緒、ハイドレの水、今日はすんごくまずかったし、 何をかくそう私のハイドレ、5年もの… 「2時半にここを出て完走できたことあるから、youちゃんはまだ頑張って」 と励まされたけど、状況はかきかなさんと変わらない。 脚も全く動いてないし…。 でも、胃の中に食べ物がとどまってくれてるだけマシなのかな とりあえず、胃薬飲んで少し寝よう。 寝たら回復するかもしれないし…。 すでに2000人近くの人が使ったであろうブルーシートは泥だらけ。 アスファルトのほうがマシだと思って寝てみるも、 背中からしんしんと冷えて寝られない 場所を変えてガードレールにもたれかかって座り込む。 寒い… サバイバルシートを引っ張り出してくるまると、ちょっとはマシ。 この恰好って、完全にリタイアする人の恰好だよね…。 寝られないけど、しばらく目を閉じて休憩。 でも、体が暖まるほどには回復しない。 ふと見ると、収容車にかきかなさんが乗ろうとしてる。 手に暖かい飲み物持って…。 いいなぁ~ あったかいもの飲みたいなぁ~ テントの中、あったかそうだなぁ~ 2時過ぎかぁ。 ここで止めたら初参加の時のダンナと一緒 今会場に戻っても、朝がた応援に来る予定のダンナはまだ来てないし… 制限時間にはまだ余裕があるし… 戻るにはまだ早すぎるよなぁ… とりあえず、何か食べてみよう。 そうだ、 ぷみゅさんの力持ち んなんか違う… スタート前に、ぷみゅさんから貰った力の出るお餅 これ、正解 時間をかけて食べてみる。 食べられた じゃぁ、ちくわも食べてみようかな。 食欲がなくなっても食べやすいちくわだけど、 今日は一口飲みこむのも時間がかかる。 表面の茶色いパリッとした部分が固く感じられる。 今度はちくわじゃなくってかまぼこにしよう。 なんとか一本完食。 おいなりさんも食べてみる またまた時間をかけて胃の中に押し込む。 やった、食べられた。 ゲプッ 胃薬の味が上がってきた。 胃薬すら吸収できない胃の状態なのか… どうする 先に進む それともテント とりあえずトイレに行っておくか。 ガサガサとサバイバルシートをかたづけようとしたら、破けちゃった あ、さっきより少し歩ける。 ヨシ、大ダワでも収容してもらえるし、もう少し進んでみよう ハイドレの水はもう飲む気がしないので、 ボトルに水を500ml入れてもらって出発。 かきかなさんは2時半と言ってたけど、 すでに2時43分。 55分も休んでたんだぁ。 まだ寒いけど、歩けば温まるかな そうだ、さっき破けたサバイバルシート、体の前面ウエアーの中に入れてみる。 ちょっとあったかいかも そこから大ダワまでも歩いては休み、歩いては休みの繰り返し。 走れないと遠い~なぁ 明るくなってライトが要らなくなった頃、大ダワに到着。 食べないと体が動かないので無理やり食べる。 あ、なんかいい匂いがする… 隣の人がおせんべい食べてるぅ。 美味しそう あれなら食べられそう… 思わず「くださいっ」って言いそうになったけど、 イカン、イカン、ハセツネは人から貰っちゃいけないんだ 大ダワから第3関門まで8kmちょっと。 スタッフの人が「次の関門は10時、あと4時間です!」と言っている。 そうだ、第3関門では女将さんとひろみさんが待っててくれてる。 9時まで居るって言ってたな。 関門は10時だけど、9時までに行かないと… のんびりしていられない。 気持ちの問題か、少~し歩調も速まったか…。 大ダワの登りはストックをしまうって決めてたんだ。 両手を使ってガシガシ岩を登る。 (自分の中ではガシガシ登ってるつもり) 大ダワ山頂で景色を眺めて一息入れる。 日の出山からの夜景は見られないけど、 速い人には味わえない、ここの眺めも素敵だよ (負け惜しみ?) さぁ、ここから大好きな下り。 今までのヘタれ加減が嘘のようにガンガン走る 念願の女将&ひろみ関門に到着 ここで二人のパワーを注入してもうひと頑張り。 22時間切れるかな… と、第3関門を後にするが、 気力も体力も使い果たしたようで、走りが長続きしない。 走っては歩き、走っては歩き… ゴールも近くなったところで、 かきかなさんのお出迎え。 元気そうでよかったぁ enykeyさんとあじさんも待っててくれて、 無事ゴール 22時間は切れなかったけど、途中であきらめなくてよかったぁ~ 5回参加中、今回が一番きつかったぁ 応援、ランナー、スタッフ… みなさん、どうもありがとうございましたっ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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