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カテゴリ:映像作品
表向きは平氏一門の北条氏が、
なぜか力のある「坂東八平氏」を一つひとつ消してゆく。 なので、北条は平氏ではなく、「伊豆の地侍」がルーツだったのでは、と思ってしまいます。 当然、「坂東八平氏」には入っていない。 そもそも、北条は「坂東武者」なのか疑問。 現代の定義では、「箱根の東」が坂東(関東)だから。 ドラマではその辺あいまいなまま。 おそらく「伊豆はほぼ坂東」という感じだったかもしれません。 そして、消えた「坂東八平氏」は、順番に 1大庭氏 2上総氏 3梶原氏 4畠山氏(八平氏の一つ、秩父氏の支族)。 5和田氏(八平氏の一つ、三浦氏の支族)。 「鎌倉殿の13人」が描く時代の後には、 6三浦氏 までもが消えていきます。 (粛清された坂東武者のうち、藤原氏がルーツの比企氏を除いてみな「坂東八平氏」です) そして、鎌倉時代末期には、北条氏も滅亡。 主要な士族はみんな消えてしまうのです。 一方、 市川隼人演じる「八田知家」は、 平氏ではなく藤原北家がルーツ。 その後も存続し、 「小田氏」になります。 以前「歴史秘話ヒストリア」で、 「戦国最弱の武将」として取り上げられた、あの「小田氏」です。 屈強な「八田知家」の姿からは想像もつかないですが。 さて、残った「坂東八平氏」は、 千葉氏、土肥氏、長尾氏。 やはりみな滅びましたが、長尾氏の一族が上杉謙信になりました。 残ったのは長尾氏改め上杉氏だけ、ということになります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.10.29 17:58:48
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