最近思うこと
久しぶりに何か書こうと思った。人は夢を追いかけている時が一番幸せだと聞いたことがある。同感だ。子供のころは「100点取りたいな」「魚釣りに行きたいな」から、「有名な大学に入りたいな」「大きな会社に入って頑張りたい」「お金持ちになりたい」「出世したい」「課長になりたい」「部長になりたい」と目標があった。それはそれで実現してきた人生なのだが、最近だんだんどうでも良くなってくる。人生の目標はなんだ?本当に自分がなりたかったのは何なんだ?このまま年取って定年でいいのか?とは思うものの、一方でだんだんと保守的になっていく自分がここにいる。近所付き合いも煩わしいし、勉強するのも気乗りがしないし、目標を高くすればするほど不満は残る。若いころはそれでも夢があった。寝ないで勉強できた。成果もでた。振り返ると人生丁度半分を過ぎたころだと思う。仕事は、最後まで穏便に過ごせますように、と願う今日この頃だ。老後は心配だが、さほど心配というわけでもない。年金も心配だが、考えても仕方がない。備えあれば問題ない。結論は全てにおいてどこらへんで折り合いをつけるか、ということだろう。みんなそうやって過ごしてきたんだ。入った大学も、入った会社も、嫌いな上司も、世間体も、全部折り合いを付けてきたのだと思う。最近滑舌が悪くなった気がする。言い間違ったりする。政治家は何時までも流暢に話せるのだから、年のせいというわけではないだろう。歯切れの悪い物言いは嫌いなのに、そうなってしまっている自分がいる。情けない。が、これもその辺で折り合いをつけるしかない。今日はこの辺で寝ることにしよう。