クラシックカーフェスティバルin桐生
今日は、群馬県桐生市にある群馬大学工学部に行ってきました。群馬大学の前にある、前沢医院のお医者さんが主催する、旧車のイベントです。国産、外車合わせて200台あまりが集まり、緑豊かなキャンバスに、生産国別にエリアを設け、整然と並べられていましたよ!!私のエメロン号と一緒のエリアにあったドイツ製の車たちのご紹介・・・(ベンツは別エリアでした)このイベントで、ビートルは3台だけ。そのうちの一台。77年インジェクション。コーナーポールが輝いて見えました!!あともう一台のコンバーチブルです。お隣のポルシェ。気合入ってました!!今回の楽しみの一つ。桐生・前沢屋さんの群馬名物焼まんじゅう!!シトロエンのバスで移動販売している、有名な方です!!今回の私の選ぶ特別賞!!この車には、マニアの中のマニアが集まってました!!東ドイツの「トラパント」です。宇都宮仮ナンバーで、はるばる男4人でやってきました。排ガス垂れ流し、安全基準などあってなき国の車です。(あっ本当だ!ドアミラーもフェンダーミラーもないよ・・・)オーナーさんといろいろと話し込み、懇切丁寧にこの車の事を教えていただきました。意外にも、室内はセンスいい感じです。シートもクッションが良く、西で作られたと言ってもよさそうですよ(笑)これは、皆さんへのプレゼントです。東ドイツで配られていた安全ステッカー。またまた、このステッカーを自作しますよ!!西ドイツ製の車に、東ドイツの安全ステッカーを貼っているのは、日本で私だけになるでしょう♪噂どおりのトラバントの排気管。こりゃ、排ガス垂れ流しなわけですね。そして、家人の選んだ乗りたい車ベスト1です。泣く子も黙る、スバル360です。この車なら乗ってもいい!!そうです。今回のイベントは家人と二人で行ったのですが、すっかり旧車にはまったようです。(シメシメ・・・)この車、ほしいです。スバル360、譲ってください!! ご連絡お待ちしてます!!(家人公認です)そして、今回の最優秀賞「昭和41年式 トヨペット コロナ」なんと言っても、衝撃的な入場でした。御歳77のご婦人が颯爽とこのコロナに乗って会場に入るやいなや「カッコいい!!」という歓声が上がりました。(一番私が唸ってましたが・・・)新車から乗り続けること40年。その間、ただの一度も他の車を運転したことが無いとの事。代車さえも乗らずに・・・今でも、どこに行くにもこのコロナを日常の足としてお使いになられているそうです。私も家人も、このご婦人に出会えてよかったです。こういう方のように、いつまでも自分を持って生きていけたら幸せですね。そして、私のこころの敢闘賞・・・昭和45年式 日産ブルーバート!!こちらの方は、御歳67の温かみのあるお父さんです。一昨年父を亡くした私は、この方に父親を感じてしまいました。そして、なんと高校の先輩でした。(この先輩の時代は名門でしたが・・・私の時は推して知るべし・笑)先輩曰く「こういう旧車のイベントにどんどん出て、いろいろな友達を作りなさい、そして、必ず奥さんと一緒に楽しむ事。それが、あなた方の人生にどれほど、潤いと楽しみを与えてくれるか・・・私など、北は北海道から南は行けるところまで、全国のイベントに出て、友達がどこにでもいるんだよ。ぜひ、そうしなさい。また会いましょう!!ほら、写真撮ってあげるよ・・・」一期一会ですね。珠玉の言葉です。ありがとうございます、先輩!!ワーゲンだけではなく、360も手に入れ、国産旧車のイベントに行きますよ。また、いろいろと教えてください!!「総括」旧車が多数集まり、そこは自動車のイベントなのですが、実は、一台一台にドラマや思い出があり、その心模様を聞けば聞くほど、その人を好きになる。やっと気づきました。自動車という機械を展示しているのではない。人間ドラマが人の数だけ上映されている、こころの映画館だという事に・・・・・PS 群大の学食は旨くてボリュームがありましたよ(笑)エメロン号の写真を忘れてました・・・なぜか私の車の周りはお年寄りばかり・・・きっと、毛筆で書いた紹介の短冊のせいでしょう。ひとりのおばあさんが、お墓にある塔婆(戒名がかいてあるヤツ)と見間違えて、拝んでましたよ・・・帰りは、本町通りをパレード。私の前は、ポルシェでしたよ。