交通安全運動の矛盾点
毎日悲惨な交通事故の報道が絶えませんが、事故は交通安全運動をやってもなかなか事故は減りませんね。この交通安全運動週間・月間が始まると、道路脇に啓蒙ののぼり旗がずらっと並び、ボランティアの方々でしょうか道ばたに並んで旗を振ったり声かけをしています。何だろうと思って左を向いてよく見ると「脇見運転は止めましょう」「よそ見をしないように」とありました。私今、左を向いているんです、これってよそ見運転ですよね。何も無ければまっすぐ前を見て運転しているのに。日本人の視界は結構広い(160度位)のですが見えてるのと見ているのとは違うんですね。見ているのはほんの少しで(パソコンの操作をしていてもほんの数センチ横に数字があっても認識はしていない)すが、動く物には視界の端でも反応するんです。それで「脇見運転をするな」という動く旗に反応して脇見運転をしてしまう、と言う矛盾が生じます。どうするのが良いのかは解りません。ただ交通事故を無くそうと道端で啓蒙されている方の努力には頭が下がります。おっと、下を向いてはいけない、しっかり前を見て運転します。