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小さい時から、アメリカに憧れて、行きたくて西洋かぶれだった。日本的なものは、嫌いだった。
大学の時に読んだ竜馬が行くで、こんなに素敵な人が、嫌いだった日本にいたんだと、びっくりした。 そのころは、自分の行動は自分に意味のあることでないとだめみたいな生き方をしていて、 飄々と生きて、それでいて、どんどん道ができていく竜馬に、なんてスケールが大きくて、魅力的で、かっこいい男なんだろうって、 目から鱗だった。自分達日本人の先祖に、こんなに熱くて、生き生きしている若者たちがいたんだと、誇りに思えた。それから、だんだん日本に目が行くようになって、今では大好き。 日本という国のよさを最も私に教えてくれた人がいる。 春日大社の宮司、葉室頼昭さん。 藤原氏の血を引く公家の家に生まれて、大阪大学医学部出身の形成外科のお医者様でもあった方で、 宮司さん自身の生き方もすごいし、日本、日本人のすばらしさを、ほんとに歴史、宗教、科学など、いろんな角度からおしえてくださる。 梅原猛の日本学が面白くて、ちょっと、神道のついて知りたいと、図書館にあった“神道のこころ”を読んで、 「この本を読むために、私は生まれてきたんだ」と思えるくらい感動して、葉室宮司様が大好きになった。 日本人だったら絶対読んでほしい。 日本人なら読まなきゃだめだ。 神道は宗教というより、私達日本人の祖先のすばらしい生き様なんだと思う。 子供達が、なかなか、このようなことを知る機会が無いのは、残念。公立の学校では、宗教が入れないけれど、 私立の学校だと、梅原猛さんが、仏教や道徳の授業をしたりして、ほんとにうらやましい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年05月23日 20時42分55秒
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