カテゴリ:ミャンマー
ミャンマー(ビルマ)を襲ったサイクロン。被害の大きかったのは,エーヤワディ管区~ヤンゴン管区。日本だと,ここまで大きな被害にならなかっただろう。現地の日本大使館から警告は出ていたので,在留邦人は情報を知っていた。他国の駐在員なども知っていただろう。
あちこちの情報を探ると,ビルマの人々も知ってはいたようだ。ただし,日本のような細かい情報はなかったと思う。さらに,テレビがない家は多い。ラジオもどれぐらいあるのか?だいたい,ちょっと地方へ行くと電気が夜間にしか来ないところが大半なのだ。ホテルなどは,自家発電が多い。 エーヤワディ管区は,山岳部もあるが,エーヤワディ川(イラワジ川と表記しているメディアも多い。)のデルタ地帯になっているところが多い。衛星画像を見ても,今も水浸しになっている。この管区の町へは,'99年12月~'00年1月の年末年始に行った。あの2000年問題の時に,ミャンマーにいたのだ。 行ったのは,被害の大きかったボガレイほど南ではないが,西部のパテイン,さらに西部のチャウンターだ。 大木が多数倒れるなどの暴風だったが,一般の家は,たいへん質素なものだ。被害が大きくなるのも,よくわかる。今日は,民家をちょっと見てみる。 ※ パテイン,チャウンターは,ミニDVからのキャプチャ画像なので粗い。今回は,ほとんどがUP済みの画像だ。 ヤンゴンからボロバスで約5時間。平地を走るが,途中で山岳部も通る。バスのサスは当然へたっている上に,道はガタガタ。車内は,凄い揺れだった。 山岳部にも家はある。電気も水道も来ていない。サイクロンが来たなら,水浸しにはならないだろうが,暴風で家は吹き飛んだだろう。 デルタ地帯だけに,川は多い。鉄道と道路供用の鉄橋だ。出入り口には,ゲートがあった。 パテインは,ミャンマー第4の都市らしいが,中心部を外れるとすぐに田舎の風情だ。 この頃は,ロンヂーだらけだったが… パテインからマイクロバスでさらに西へ約3時間。ビーチがあるチャウンターだ。今回のサイクロンの被害が出たかは,わからない。 民家の前で撮影したが,私は今よりも…以前にUPした時に言われた。 木や椰子で造られた家。こんな家が,ほとんどだ。 高床式の家。比較的丈夫だとは思うが。 雨季で水が溢れても大丈夫なようになっている。 しかし,このような家では,暴風が吹き荒れると当然簡単に損壊したり吹き飛ぶだろう。ミャンマーだけでなく周辺国でもこんな家はめずらしくない。 これは,バゴーでサイカードライバーの家にお邪魔したときのもの。 そのサイカードライバーの家。 その近所の家。右が木造,左はレンガを使っている。 ピイの民家。屋根は,すぐに飛んでしまうだろう。 シュエダウン村にも,こんな家がある。この家は,さすがに大丈夫だろう。 ヤンゴンのマンション。建物自体は,風には問題ないだろう。もちろん,質素な一軒家もある。 これを見ると,家1つ見ただけでも被害が大きくなることがわかるだろう。同時に,質素な暮らしもわかるだろう。生活は決して豊かではないが,心は豊かだ。そんな人々を苦しめている軍政。 どこまで真剣に国民を助けようとしているのか全く見えてこない。こんな中で,援助の受け入れを拒否したり,国民投票を行っているのだ。心が痛む… 「ミャンマー軍政、タイ首相の来訪拒否 大型サイクロン」 → 結局,こうなのか… ↓ はげみになります クリックをお願いします!! よろしくです!! ↓2つのブログランキングに参加しています。クリックするだけでOKです。よろしくです。ぜひぜひお願いします! 人気blogランキングへ こちらも! ※ 画面が完全に出るまでに戻ると,カウントされないことがあります。 クリックで,本サイトへ! 本サイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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