カテゴリ:アジア
地震・火山列島の日本では,ビルなどの建物の基礎には鉄骨を使っている。(鉄筋コンクリートだけの場合もあるだろうが。)しかし,アジア各国では相当な高層ビルでも鉄筋コンクリートのみということが多い。特に大陸は地震が少ないためだと思うが,実際には地域によって違いはあるが大地震は起こっている。この前の中国の四川大地震でも,建物の倒壊が多く見られたが,おそらく基礎は鉄筋コンクリートのみだと思う。
以前から,鉄筋のみの建て方は気になっていた。 ビルは,だいたいこんな感じで上へ上へと階を積み重ねていく。柱は,鉄筋コンクリートのみだ。 (タイ・ムクダーハーン) これは,そんなに大きなビルではないが,柱は細い。 (バングラデシュ・チッタゴン) 手前右のビルと向こうのビルは新築というより増築に見える。 (バングラデシュ・ダッカ) 右側のビルを拡大すると,まだ上に伸びる鉄筋があることがわかる。 たいてい,柱は鉄筋で壁はレンガだ。 (ラオス・サワンナケート) レンガの大きさや色は国によって少しずつ違うが,使われ方は同じだ。 (ベトナム・ハノイ) 一般の住宅も,同じように造られる。 (ベトナム・ホイアン) レンガの上には何も塗装していない。こういった家に住めるのは,一部の金持ちだけだろう。 (カンボジア・シソポン) カンボジアのレンガ工場だ。東南アジアでよく見かけるレンガは,四角い穴が開いているものが多い。この工場は,'06年10/2の日記で,紹介した。 (カンボジア・バッタンバン郊外) 壁が剥がれ,中のレンガが剥き出しになっている。 (ミャンマー・モウラミャイン) 国や地方によって違いはあるが,現場では竹が多く使われている。床の鉄筋の並べ方が,なんとなくアバウトに見えるが… (バングラデシュ・コックスバザール) 台湾の台北桃園国際機場('02年当時は,台北中正国際機場)の建設中の空港施設だ。さすがに鉄骨を使っている。しかし,もっと前に台湾へ行った時に,ビル建設に鉄骨を使っていないのを見たことがある… 何十階という建物でも,そのまま積み上げていっているのをよく見る。いくら地震がめったにないと言っても怖い。もし鉄骨を入れたくても,コストがかなりかかるだろう。初東南アジアの頃からなのだが,建築現場を通りがかると,いつも気になって見ている。 ↓ はげみになります クリックをお願いします!! よろしくです!! ↓2つのブログランキングに参加しています。クリックするだけでOKです。よろしくです。ぜひぜひお願いします! 人気blogランキングへ こちらも! ※ 画面が完全に出るまでに戻ると,カウントされないことがあります。 クリックで,本サイトへ! 本サイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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