カテゴリ:ミャンマー
ミャンマー(ビルマ)のヤンゴンを走る鉄道,ヤンゴン環状線(ミョバッヤター)。何回も乗っているが,今回も少し乗った。
ヤンゴン環状線は,1人で1周したこともあるが,masaさんたちと数人で乗ったことが何回かある。1人で乗ったときは,ヤンゴン中央駅で外国人用の切符をパスポートを見せて買った。$1だ。masaさんたちと乗るときは,現地人と同じように乗るので,地元価格の10チャット(約1円)だ。ただし,見つかると$1払わなければならない。今まで見つかったことはなかった。 そのときの様子の日記に飛べるように,本文の下にリンクを貼っておいた。 今回はmasaさんは別行動で,ビルマ人の兄ちゃんと一緒に乗った。 ヤンゴン市内の,とある高架下に来た。 高架下で店開き。乾季は日除け,雨季は雨除けになるし,便利な場所だ。この先に駅がある? 知らなかったら,この先に駅があるなんて,わからないだろう。 PARAMI駅と書かれている。環状線の駅には,必ずビルマ語と英語が併記の駅表示看板が端にある。 ホームを歩く。 ホームのすぐ横は民家だ。 ビルマ人の兄ちゃんが切符を買うことになっている。予定通りなら,ビルマ人価格で買えるはずだ。ただ,この兄ちゃん,masaさんのとこに来てからまだ日が浅いので,知らん顔して買うことができるか心配だった。 駅舎の切符売り場を通り過ぎて,イスに座る。「遅いな…」兄ちゃんが駅員とやって来る。「あ~あ」…外国人とわかってしまったようだ。買う前に,売り場の前を通ってしまったことがマズかったかな?というか,この兄ちゃんが正直に話してしまった気がする。 ヤンゴン環状線は,外国人はヤンゴン中央駅からしか乗れない。中央駅のホーム内のある,専用の部屋でしか買えないはずなのだ。 しかし,駅員は外国人用の切符のシートを持っていた!「ちゃんと用意してあるやん!!」パスポートの番号やらを控えて発行する。時間がすごくかかった。結局$1支払った。使いさしの札を渡すと「ピン札をくれ!」と駅員が言う。いらんことを言うと,乗車拒否やら通報やらされたら困るので。仕方なくピン札を出す。 反対のホームに移った。もっと撮影したかったが,駅員が出てきて見ているので,無理だった…なぜか,ホームの待ち場所を言っている。「なんやろ?」…列車が来た。 「あっ,なるほど」乗ったのは最後尾。ロープが張られ,その奥に乗るように言われた。「外国人用の席やな」向かい側には車掌が乗っている。こりゃ撮影はできんな…って,撮影してるやん!!(^_^;) 右に写っているのは,同行者だ。 また,スキをみて撮影。線路すぐ脇で店開きもめずらしくない。 そういえば,昔の日本の国鉄時代も,ホームの高さは低かった。私の近所の駅は,数回にわたり,だんだんホームが高くなっていった。電化される前の,ディーゼルカーの出入り口は階段になっていたな。確かキハ20,25,35,45などが走っていた。(別にマニアではありませんが) この席だと,ビルマ人はこちら側に入ってこないので,日常的な場面を見にくい。まあ当局にしたら,すぐ横で見張れるわけで,都合がいいやろな。考えようによっては,この席は混まないので楽と言えば楽だが… ちょっと暗いが,前に座布団が置いてあるのが,車掌の座っているところだ。緑の旗を持って,出発の時に振っている。しかし見ていると,列車が駅に着くやいなや何も見ずに旗を適当に振っている。超アバウトだ。 最初,車掌のところに2人いたので,乗務員は2人と思っていたが,1人は途中で降りていった。ただの客だった。親しく話していたので,要するに知り合いや友だちは,ロープのこちら側の空いた場所に入れていると言うことだ。車掌の裁量で,なんとでも好きなようにできるということやな。 しかし,ヤンゴン中央駅に入ると客が増え,ビルマ人がロープに関係なく入ってきて座った。車掌は何も言わない。混んだときは入ってもOKのようだ。なんとも適当だ。中央駅では,しばらく止まっていた。 向こう側に止まっているのは,長距離用の列車だ。もと日本製やったかな? この列車は,後日泊まったホテルからも撮影できた。 とある駅で降りた。この列車の最後尾の外側に数人の子どもがつかまって乗っていた。無賃乗車やろな。 ご丁寧にもビルマ人の兄ちゃんは切符を駅員に渡してしまった。まあ若い兄ちゃんなので,仕方ないか。たいていバスでも列車でもチケットは,最初見せるだけで,あとはそのまま持って帰れることが多いのだ。だから,持って帰るつもりで切符の撮影はしていなかった… 線路を渡り,目的地へと行った。 外国人は,警察(軍人)車輌に乗せられることも多いという。乗った途端に,一斉にせびられたりすることもあるとか…そう言えば,以前に1人で$1払って乗ったときに,駅員に乗る場所を指定されたが,列車が来た途端に勝手に違う車輌に乗った。そのときは何も考えてなかったが,従っていたらおそらく警察車輌やったんやろな。 ※ 過去の日記 →「ヤンゴン環状線に乗る」~6回シリーズ(クリックでジャンプ) →「またヤンゴン環状線に乗る !」(クリックでジャンプ) →「ヤンゴンで友人と食べる'09前編」(クリックでジャンプ) などでUP ※ ヤンゴン環状線は,撮影禁止です。(駅も基本的に撮影禁止です)撮影する時は,事前に「撮影許可証」を発給してもらう必要があります。代理取得してくれる旅行会社があるようです。ただし,全て自由とはいかないようですが。 私は許可なく勝手に撮っていたので,危険なことです。場合によっては,軍や警察にカメラの取り上げや抵抗すれば最悪拘束されることもあります。コンデジなら少々大目に見てくれることもあるようですが,許可証無しの撮影はお薦めしません。一般市民も,お金めあてに密告することがあるようですので,要注意。 ☆ 今現在,撮影許可証の発給は停止しています。 ↓ はげみになります。 本当によいと思われた方,クリックをお願いします!! ↓2つのブログランキングに参加しています。クリックするだけでOKです。よろしくです。ぜひぜひお願いします! 人気blogランキングへ にほんブログ村>アジア旅行と海外旅行にエントリーしています。 ※ 画面が完全に出るまでに戻ると,カウントされないことがあります。 クリックで,本サイトへ! 本サイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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