カテゴリ:インドネシア
インドネシアのバリ島は,アジアを知らない方でも知っておられる方が多いだろう。
そこには,日本人を初め世界中から多くの観光客が集まる。ただ,一言でバリ島と言っても,いろいろな地方がある。多くの観光客が集まりゴチャゴチャとなって騒々しい世界を作っているという地区もあれば,田舎の地方もある。多くの日本人は賑やかな地区に泊まるようだ。 私が泊まったのは,ジンバラン地区。もともと高級ホテルだけがあったようだ。今はエコノミー,中級ホテルもある。しかし,土産物屋もなく,地元の漁村のふつうの雰囲気が残っている。 唯一,賑やかになるのが夜のシーフード店だ。これはすごい。ここ何年かで一気に増えたようだ。ビーチ沿いに何十件も並ぶ。8年前に来たときには,南の端に簡素な店が10~20軒ほど並んでいた程度だった。それでも,派手に感じていたのだが… 昼間は閑散としたこの地区に,夜になるとバスや車で多くの観光客がどっと押し寄せる。観光ルートになっているようだ。他地区に泊まっている客も多数来るようだ。ツアー客も来るんやろな。警備員もいる。昼夜で,えらい違いだ! しかし,価格が超高い!!100gいくらで売っていて,ボッタクリはないというものの,もとから高い。食べるものにもよるが,日本円で2千円以上はかかる。そこにビールを飲んだら倍ほどになる。確かに新鮮な海鮮で,日本で食べたらもっと高いと思うが,現地価格で言うと破格だ。 昼間のビーチ。閑散としている。今後にUPするが,シーフードレストランのテーブルは昼から並んでいる。 夜のレストランは,本当に賑やかだ。レストランについては,後日にUPする。それはそれで楽しめるのだが。 3回ほど食べたが,ちょっとこれ以上は…と考えていた。そこで,1度はホテルで食べてみた。現地からもUPしたが,半額以下だった。ふつうは反対だが…さらに,地元人用はないかと考え,最終日に歩いてみた。 ここは,パサール・イカン。魚市場だ。朝から多くの人々が買いにやって来る。ここは有名で欧州人も多く来ている。ここで買って,横で焼いてもらえば半額以下になるという。 その近くに小さな店が何軒か並んでいた。ビーチ沿いにもこんな店があるんやと思い,休憩がてらに寄った。 見ると,ビールがある。頼んでみる。「冷えたのがいいですか?」と聞いてきた。「はい!」 ちゃんと冷えたのが出てきた。「これだけで,いいですか?」,「1本だけですか?」…んん?なんでこんなこと聞くんやろ?他にはスナックぐらいしか売ってないが。 コップは無し,そのまま飲むのだ。 前の土地を挟んで,少し向こうは,ビーチになる。 この国でも,スナックなどは吊って売っている。アジア各国みな同じやな。と,「あれ?」 作り置きのおかずがあるやん。それで,お姉さんがさっき聞いてきてたんやな。昼時でもあったし。 魚に鳥,豆腐の厚揚げもある。豆腐と言う単語を現地語で言おうと思い,「指さし会話帳」を見てみる。それを見ていた店のお姉さん,「コリア?ジャパン??」と聞いてきたので,「ジャパン」と答えると,なぜか興奮して店を出て行った。「なんやろ??」 そこへ,ある女性が登場。なんと日本人だった。何年か前から,近くに住んでいるという。日本からの移住だ。この辺りの店に毎日来ているらしい。 お歳は,オーバー60歳。すごく元気だ。聞くと,こういう店には,日本人どころか欧州人も来ないという。ここには,朝に仕事を終えた地元の漁師たちが多く立ち寄るという。 魚と厚揚げも出てきた。日本のと味は同じだ。この辺りの魚は暖かいせいか,脂が全然乗っていなくてパサパサらしい。まあ,火を通すとおいしい。サンバルが付いてくる。 1時前に寄って,1時間近くは1人だった。2時前に顔を合わせ4時頃まで話していた。 ビール代は,レストランもこんな店も大きく変わらないが,厚揚げと魚は100円弱ほどだ。 パサール・イカンで買い,焼いて貰うと安くて済むということで,晩に再び会うことになった。焼くのは1つ10,000ルピア(約100円)らしい。せっかくだし,新鮮でおいしいものをいろいろと頼んだ。安いと言っても,ある程度はするだろう。 2時間の間に,私は町をウロウロすることにした。お姉さんは,市場で買い物をして焼いて貰うということになった。 このときラマダン中で,6時半の解禁を店で待っているムスリムの家族などがいた。断食と言っても,朝6時~夕方6時半までの間以外は,飲食,喫煙などはOKになる。店は,これをねらって晩も開けているという。実際には,6時25過ぎには喫煙していた。5分ぐらいはアバウトだ。 予定よりかなり遅く焼き上がってきた。ラマダンの時期は,晩ご飯を多く食べるムスリムが多くて注文殺到で時間がかかるそうだ。 カニ,エビ,イカ,鯛の一種だ。これを全部シーフードレストランで食べると,500,000ルピア(約5千円)以上はする。実際に,それまでにレストランで同じものを食べた価格で計算してみた。それが,焼き料も入れて180,000ルピア(約1800円)だ。半額以下になる。 それでも,ふつうに考えたら高いが,新鮮な魚貝を食べるのだから,まあこんなもんかな?同じ店で買うのではなく,それぞれ1番おいしい店で買うとのこと。カニは,さっきまで生きていたとか。 どれも,本当においしかった!!レストランでは,様々な香辛料をつけて焼くが,そのままシンプルに焼いてもらったらしい。素材の味だけで十分においしい! これに,この店でご飯とサンバルをもらい,一緒に食べる。基本は手で食べる。水やティッシュ(トイペ)ももらった。 もともと地元民は,手づかみで食べて汚れた手を置いた水で洗ったり,ティッシュで拭く習慣はないらしいが,このお姉さんがリクエストして置いているらしい。 この店のあばちゃん。少し残った鯛はあげた。 店は,10時頃まで開けているという。他にも地元の客がいた。 もっと言うと,新鮮な海鮮にこだわらず作り置きのおかずを食べれば,食事100円ほど+ビール代で済む。聞いてみると,少し横の大通り沿いでも,食べるだけでなく晩まで飲める店もあると聞いた。次回,行くことになれば,寄ってみようと思う。 これで,また新たにアジアで知り合いが増えた。次回行くことになれば,また会いに行くと思う。 ↓ はげみになります。 本当によいと思われた方,クリックをお願いします!! ↓2つのブログランキングに参加しています。クリックするだけでOKです。よろしくです。ぜひぜひお願いします! 人気blogランキングへ にほんブログ村>アジア旅行と海外旅行にエントリーしています。 ※ 画面が完全に出るまでに戻ると,カウントされないことがあります。 クリックで,本サイトへ! 本サイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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