カテゴリ:ラオス
ラオス北部のシェンクワン県で,反政府勢力の活動が以前よりも活発になっているようだ。
お世話になっている,GKenさん(クリックでジャンプ)からの情報だ。この方からの情報は確かだ。 外務省海外安全ホームページには,まだ出ていない。在ラオス日本大使館のサイトには出ていないが,在留邦人には出された。 内容は,以下の通りである。(GKenさんのサイトからの引用) 2012年7月17日に、在ラオス日本大使館は下記の内容の通知を発出しました。シェンクワン県及び所の周辺に出かける際には、情報収集を十分にしてからお出かけ下さい。 記 2012年6月初旬から7月中旬にかけて、シェンクワン県及びその周辺地域において、反政府勢力の活動が以前よりも活発になっている模様です。 反政府勢力は数十名単位で、シェンクワン県ポンサワン市に侵入して、市内の空港や市場での破壊活動を行ったとのことです。 一部の情報によりますと、ポンサワン市からビエンチャン市に向かう長距離バスが同勢力に襲われましたが、政府軍や地元警察の迅速な対応で被害はなかったとされております。現在も同地域では政府軍による駐留警戒や、村落単位で夜間の自主警戒活動が実施され、夜10時以降は外出禁止令が出ています。 今回の反政府勢力の活動目的は明らかとなっておりませんが、在留邦人におかれましては、不要不急による同地域への立ち寄りは控え、また同地域に居住している在留邦人におかれましては人が集まる場所を避け、夜間の外出禁止令に従うなど自主警戒に努めて下さい。 (以上) シェンクワンは,有名なジャール平原がある。この地域には,恐ろしい不発弾が数多く埋まっていることは,あまり知られていない。 県庁所在地のポーンサワン(ポンサワン)。 丸いのは,全てクラスター爆弾の跡だ。 ラオスには,インドシナ・ベトナム戦争当時に300万トンという莫大な数の爆弾が落とされた。それが,現在,多数の不発弾として残っている。カンボジアの地雷は有名だが,ラオスの不発弾の問題は,意外と知られていない。年間100人ぐらいの死傷者が今でもあるのだ。 北部のジャール平原には,多数のクラスター爆弾が落とされた。その跡は,しっかりと残っている。クラスター爆弾が実戦投下されたのは,じつはラオスが世界で最初である。 ‘09年2/14の日記などでUP。(ここをクリックでジャンプ) ‘10年12/4の日記でもUP。(クリックでジャンプ) 皮肉なことに,薬莢が生活で使われたり,鉄くずとして売られたりしている。 薬莢が,ふつうにある。 カンボジアで見るようなマークがある。 巨大な石壷が多数並んでいる,ジャール平原。 シェンクワン空港 マーケット 最後に,ヴィエンチャンにある「COPE」。GKenさんに連れて行ってもらった。ここにも,クラスター爆弾が展示されている。 COPEは,義足や義手などを作っていて,リハビリも行っている。特別支援学校も併設している。日本も支援していることは,あまり知られていないのではないか? ’10年5/24の日記でUP。(クリックでジャンプ) COPEのサイトは,ここをクリック。 もとから治安が安定していたとは言いがたいが,心配である。 ↓ はげみになります。 本当によいと思われた方,クリックをお願いします!! ↓2つのブログランキングに参加しています。クリックするだけでOKです。よろしくです。ぜひぜひお願いします! 人気blogランキングへ にほんブログ村>アジア旅行と海外旅行にエントリーしています。 ※ 画面が完全に出るまでに戻ると,カウントされないことがあります。 クリックで,本サイトへ! 本サイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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