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アジアを旅しよう!2号館 from ミャンマー

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2012/12/16
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カテゴリ:ミャンマー
 多くのビルマ人(ミャンマー人)が,一生に一度は巡礼したいと思っている聖地,ゴールデンロック。山頂の岩の上に,落ちそうで落ちない大岩が乗っている。黄金に輝いている。日本の番組でも紹介されたこともある。

 かなり以前にUPしているが,さらに充実してUP。
 ちょっと仕事で忙しいのと,この前からの流れで,苦しいときの神頼みで…

ゴールデンロック01.jpg
 行ったのは,‘05年12月。バゴーの町から,タクシーやバスで約3時間。キンプンの町に着く。画像は,チャイトーから来たピックアップだと思う。こちらは,約40分だ。
ゴールデンロック02.jpg
 そこからは,政府運営のトラックバスしかない。座席はというと,トラックの荷台の上に何本も角材を通しただけの質素なもの。そこへ40人ぐらいがスシ詰めで座る。トラックだけに,サスペンションは,当然堅い。
ゴールデンロック04.jpg
 キンプンから山のふもとの町ヤテタウンまで,急勾配の曲がりくねった道を走る。それも,かなりのスピードだ。横の人とは当然ぴったりとくっつく。前後のピッチも狭いので,前後左右の人と密着状態だ。身動き一つできない。しかし,そんな状況下でもVTRを回した。これぞプロ根性!(自分で言うな!さらに誰がプロや?)上りで約40分かかった。 
ゴールデンロック05.jpg
 ゴールデンロックのあるチャイティーヨーのふもとのヤテタウン。多くの人々がいる。
ゴールデンロック06.jpg
 着くと,何やら人が集まってくる。
ゴールデンロック08.jpg
 荷物運びを仕事としている人がいる。
ゴールデンロック07.jpg
 人を乗せて歩くカゴもある。お参りに来るのは老若男女。これも,必要なんやろな。
ゴールデンロック09.jpg 
 と言うのも,そこから山頂までが,これまた急勾配の坂道の連続なのだ。ほんまにきつかった。トラックも時折走っているが,歩いてなんぼと思ったんで乗らなかった。さらに人力カゴの兄ちゃんが声をかけてくるが断った。でも,完全に息が上がった状態だった。何回も休みながら息も絶え絶えに歩き続けた。
ゴールデンロック10.jpg
 山頂近くには,売店やホテルもあった。
ゴールデンロック11.jpg 
 歩いて約1時間,やっと山頂が見えてきた。
ゴールデンロック25.jpg
 チェックポイントで,チャイティーヨーの入山料を払う。
ゴールデンロック12.jpg
 門だ。靴を入れるビニール袋が有料だが,ある。
ゴールデンロック13.jpg
 横を見ると,こんな感じだ。標高は,結構高い。
ゴールデンロック14.jpg
 門をくぐると,広々とした境内が広がる。当然,裸足で歩く。
ゴールデンロック15.jpg
 こんな岩がある。
ゴールデンロック16.jpg
 ゴールデンロックの手前は,参拝者のための施設が造ってある。外国人やビルマ人など人でいっぱいだ。ビルマ人は,たいてい祈っていたり,座って休んでいる。線香の煙などが多く上がっている。とても神聖な場所だ。
ゴールデンロック17.jpg
 少し進むと,あのゴールデンロックだ!!
ゴールデンロック18.jpg
 たくさんの人が金箔を買って貼っている。岩に触れられるのは男性だけである。順番を待って,触れてみた。金箔でベタベタだ。
ゴールデンロック19.jpg
 隙間に,お札を入れている。
ゴールデンロック23.jpg
 そこで会った日本人の夫婦に「かすかに揺れてますよ。」と言われていたので,耳と体をくっつけてみた。「ほんまや!」岩が,ほんのかすかに揺れている。よく考えたら,年中多くの人々が金箔をつけたりして岩を外側に押している。岩の上の仏陀の頭髪がバランスをとっていると言うが,不謹慎なようだが,そのうちほんまに落ちてしまうような気がした。
ゴールデンロック24.jpg
 しかし,不安定だ!!
ゴールデンロック20.jpg
 下から見上げたところだ。いつ落ちてくるのかわからない感じで,妙に恐い。
ゴールデンロック21.jpg
 施設の周りには,多くの土産物屋や飲食店宿泊施設などが並んでいて賑わっていた。
ゴールデンロック22.jpg
 少し歩くと,別の寺院もあった。ベンチなどを造るというので,寄付も少しした。名前が入ると言うので記名したが,ほんとかな??
 約2時間滞在した。帰りは当然下りだ。上ってくる人々に,「あと少し」,「あと○○分ぐらい」などと声をかけた。

ゴールデンロック03.jpg
 さて,じつは最大の問題は帰りのトラックだった!!
 あのスシ詰めをちょっとでも楽に過ごせるように,1番後ろの端っこに座った。少なくとも後ろと片方の横からのプレッシャーはないと考えたのである。まだ人が集まっていなくて,どこにでも座れるときであった。行きしのトラックは,1番後ろには背もたれのようなものがあったが,このトラックにはなかった。つまり極端に後ろ向けに反ると下に落ちてしまうのである。でも,まあ大丈夫だろうと思った。
 しかし,考えは甘かった!人がどんどん乗ってくる。いっぱいなのに出発しない。「いつ出るんや?」。横にもう1台来ているのにさらに人が増える。私が座っている列にも人が無理矢理入ってくる。まずい…横に落ちそうだ。これは予想外だ。手で必死に支える。出発前から踏ん張らなければならなかった。
 そして,やっと出発…と思ったら,少し走って10分ほど停車。「おいおい!」やっと走り出した。下り坂の急カーブの連続を想像以上の猛スピードで走る。人々が左右に振られる。「うわ!」今にも横に落ちそうだ。さらに手で足で必死で踏ん張る。近くの人も車体のどこかを持って踏ん張っている。手の置き場所の取り合いだ。しかし,私は端っこなのだ。手を離すとトラックから転落だ。命がない。お参りに来て死亡なんて,シャレにならん。足の置き場所も微妙だ。狭い空間の中で,足の置き場所も取り合いだ。ふと後ろを見ると,いつの間にかもう1台がすぐ後ろに来ている。「えっ!?」じゃあ,落ちたらさらに念入りに轢かれるんや!えらいこっちゃ!
 かれこれ死闘?約30分。フラフラでトラックを降りた。上から飛び降りたら,ひっくり返ってミャンマー人に笑われた。しかし,命はちゃんとあった。今まで,危険なところへも行って警戒したが,こんな形で命の危険にさらされるとは夢にも思わなかった。ある意味,最大に危機だった。
 教訓だ。あのトラックバスは,中に乗る方がいい。スシ詰めで苦しいが,周りに人がいて支えられている方が,はるかに安全だ。
 そんなわけで,今日もちゃんと生きている。

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最終更新日  2012/12/16 12:19:36 PM
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