カテゴリ:ミャンマー
ミャンマー(ビルマ)の中部メッティーラ周辺が,たいへんなことになっている。仏教徒とイスラム教徒の衝突から,大きな騒乱に発展している。大規模な放火や殺人が行われている。マンダレー地域のメッティーラ県内4地区に対する緊急事態宣言が出ているようだ。
マンダレー方面へ行く予定の方,要注意です!さらに,ヤンゴンにも飛び火していて,関係者には,当局より通達もあるようだ。夜間外出禁止令が出る可能性もある。 すでに,タムェ地区やレーダン地区などで,インド系住民とビルマ人の小さな衝突が発生しているようだ。インド系の店はシャッターが降り,インド人街も静かになっているらしい。 なぜ,インド人か?ミャンマーに住んでいるムスリム(イスラム教徒)の多くは,インドやバングラデシュからやって来た人々なのだ。 画像は,下記のサイトからの引用。(さらに元画像は,AFP通信のもあるようだ) このサイトには,焼け焦げた人の死体の画像なども多数あるので,苦手な方は見ない方がいい。 http://www.thestateless.com/2013/03/photos-of-killed-muslims-with-armed.html 今月初めには,ヤンゴン対岸のラインターヤ地区で,同じくトラブルから騒乱に発展しているのを,書いたことを覚えておられるだろうか?現地在住の方々は,イヤな予感がしていたようだが… → 「ヤンゴンでトラブル発生!」3/2の日記(クリック) これは,最近始まったことではない。すでに昨年6月には,西部のヤカイン(ラカイン)州で,やはり仏教徒とイスラム教徒が衝突し,24人が死傷するという事件が起きた。当時,同州に非常事態宣言が出された。 → 「ミャンマーで非常事態宣言!?」’12年6/15にUP。 ↓ 現地の映像等 日本でも,報道されている。 → CNN(日本語版)「ミャンマーで仏教徒とイスラム教徒の衝突拡大、多数死亡」(クリック) → ヤフー(AFP翻訳) 「ミャンマー中部で仏教徒とイスラム教徒が衝突、非常事態を宣言」(クリック) 外務省 海外安全ホームページにも注意が出ている。 → 「マンダレー地域メティラ県内4地区における治安情勢に係る注意喚起」(クリック) この問題は,歴史上ずっと以前からあった。変な話だが,軍政の時代は軍の圧力により妙な統制が取れていた。その抑えられていた感情が,民主化によって一気に噴き出してきているとか。だから,治安は今の方が悪いという話もある。 怖いのは,「これからは何でもあり!」で,秩序のない暴動に発展する恐れがあることだ。国民性からして,1度火が点くと,とんでもないことになるのは確実だろう。 しばらくは,本当に要注意だ。 PS ヤンゴン中心部のマハバンドゥーラ通り沿いには,インド人街がある。左は,確かモスク。正面向こうは,スーレー・パゴダ。 インド人街のビリヤニ屋 ↓他社では味わえない個性的なツアーや緊急のミャンマー観光ビザ発給などしてくれます。 ホテル宿泊料の高騰により,そこそこのホテルは以前の4~5倍ほどに跳ね上がっています。どこも最新の「地球の歩き方」掲載価格よりもさらに高くなっています。ホテルの予約をお願いするときは,希望の詳細を伝えた方がいいと思います。(エアコン,ホットシャワーの有無,トイレ,冷蔵庫,朝食など) 「Golden Diamond Dragon社」(日本人専用サイト版) 英文サイト→「Golden Diamond Dragon Travels & Tours」 ↓ はげみになります。 本当によいと思われた方,クリックをお願いします!! ↓2つのブログランキングに参加しています。クリックするだけでOKです。よろしくです。ぜひぜひお願いします! 人気blogランキングへ にほんブログ村>アジア旅行と海外旅行にエントリーしています。 ※ 画面が完全に出るまでに戻ると,カウントされないことがあります。 クリックで,本サイトへ! 本サイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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