カテゴリ:ラオス
アフガンやイラクなどでのクラスター爆弾の不発弾問題は有名だが,米国が初めて実戦で投下したのが,ここラオスなのをご存じか?その総量は,約300万トン近くもある。これは北ベトナムへ落とされた爆弾の総量の2,3倍もあるのだ。不発弾と言えばカンボジアの地雷が有名だが,それに匹敵する大量の不発弾が今なお山中に眠っているここ北部ラオスのことはあまり知られていない。年間300人以上の死傷者が今でもあるのだ。
昨日に引き続き,ラオスの不発弾だ。通称「ボンビー」。その後編。 昨日にUPした集落の近くの別の集落だ。ポーンサワンから車で1時間ほどのところにある集落。 とても,のんびりとしている。 この画像は,私の本サイトのトップページに使っている。 よく見ると,薬莢が塀として使われている。 ネギが植えてある。 家(倉庫)の柱にもなっている。 この集落,時期は違えど,GKenさんも訪れている。 こちら側の足は木だが,向こうは薬莢。人々は,自分たちが苦しめられた…苦しめられている爆弾を,逞しく使いながら生活しているのだ! これは,泊まったゲストハウス。ここは,朝食と夕食付きだ。泊まっているみんなが集まって食事をするのだ。私を入れて10人近くいたが,私以外は全て西洋人だった。1人で来ているのも私だけだった。 ボンビーの外殻を利用して囲炉裏のようになっていて,薪がくべられている。テレビが置かれていて,「ボンビー」に関するVTRを流していた。少しでもここに来た外国人に「ボンビー」についての問題を知ってもらおうとするPRのVのようだ。 中の小爆弾は,灰皿になっていた。 プランターに 門柱にも 街なかでも,門柱になっていた。 空から見えた湖。 街の中心部から歩いて来た。約40分だった。 首都ヴィエンチャンでも,「ボンビー」について知ることができる。NGO「COPE」言う,不発弾や地雷で被害を受けた人々の義手・義足やリハビリ支援をしている施設もある。 →「COPE」(クリックでジャンプ) 日本のNGOも援助しているようだ。 クラスター爆弾と言うより,ボール爆弾と言われることが多い。 GKenさんに案内していただき行ったのだが,あいにく1/1でこのときだけ閉まっていた… これは,爆弾の薬莢などを使って造られた像だ。これの意味するところを考えると… 不発弾は,何も北部だけではない。南部にも,ベトナム戦争時のホーチミン・ルート(陸上補給路)を破壊するために投下されている。 カンボジアの地雷だけでなく,それに匹敵する不発弾が,ここラオスにあり,今でも毎年多くの人々が亡くなったり負傷していることを多くの人々に知ってほしい! ↓ はげみになります。 本当によいと思われた方,クリックをお願いします!! ↓2つのブログランキングに参加しています。クリックするだけでOKです。よろしくです。 ぜひぜひお願いします! 人気ブログランキングへ にほんブログ村 アジア旅行と海外旅行にエントリーしています。 ※ 画面が完全に出るまでに戻ると,カウントされないことがあります。 クリックで,本サイトへ! 本サイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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