カテゴリ:ラオス
アフガンやイラクなどでのクラスター爆弾の不発弾問題は有名だが,米国が初めて実戦で投下したのが,ここラオスなのをご存じか?その総量は,約300万トン近くもある。これは北ベトナムへ落とされた爆弾の総量の2,3倍もあるのだ。不発弾と言えばカンボジアの地雷が有名だが,それに匹敵する大量の不発弾が今なお山中に眠っているここ北部ラオスのことはあまり知られていない。年間300人以上の死傷者が今でもあるのだ。
通称「ボンビー」について,2日続けて再UPしたが,関連して,ヴィエンチャンの施設も再UPする。 '10年1/1のヴィエンチャンだ。GKenさんに案内してもらった。ヴィエンチャンでも,「ボンビー」について知ることができる。昨日の最後にUPした画像も混ぜている。 ヴィエンチャンのタラート・サオから東へしばらく行くと,「COPE」がある。この施設,あまり知られていない… ここは,義足や義手などを作っている「COPE」というファクトリーだった。リハビリなども行っている。英国のNGOが中心になり設立されたようだ。年中開いているようだが,なんとこの日(1/1)だけが休館日で閉まっているとのこと… しかし,スタッフの兄ちゃんが案内してくれることに。この辺りが,ラオスらしくて大らかでうれしいところだ! ここは,リハビリを行う体育館のようだ。 日本のNGOも援助しているようだ。 壁の掲示板には,練習のスケジュールなどが書いてある。車いすバスケットは,今やメジャーなスポーツになっている。紹介した新聞のコピーも貼ってある。 これは,日本の和太鼓の団体が公演に来たときのチラシのようだ。おそらく,NGOつながりやろな。知らぬところで,多くの日本人ががんばっていると改めて感じた。 ゴミ箱をのぞくと,「JICA草の根…」と書かれた紙が。JICAも関わっているのか? 敷地は広い。向こうから声が聞こえてくる。何があるんやろ?? 車いすが見える。 ここは,特別支援学校も兼ねているようだ。先生と生徒が混じっている。ゲームなどが行われていた。 直訳は聾学校になるようだが,特別支援関係を全て含んでいると思う。この施設から,日本の学校に勤めに来ているラオ人の兄ちゃんもいた。 奥の棟に進む。 ここは,義足や義手などを作るファクトリーだ。表に書いてあった通り,今日に限って休みだ。ぜひ見たかったが… → GKenさんのブログをご覧下さい!(クリックでジャンプ) 車いすの工房。 その向こうに 「ボンビー」の展示や啓発の施設だ。グッズも売っているようだが,あいにく今日だけ閉館,本当に残念… 現地のプランター利用の再現。 爆弾の薬莢は,外にも飾ってあった。クラスター爆弾と言うより,ボール爆弾と言われることが多い。 ラオスでは,「ボンビー」と呼ばれているこの爆弾,爆撃機から投下される。この薬莢の中には野球のボールぐらいの小爆弾が詰まっている。さらに小爆弾の中にはパチンコ玉ぐらいの鉄球が無数に入っている。これが地上で爆発して飛び散るのだ。しかし,これが爆発せずに多数残って不発弾となり,地雷のようになってしまうのだ。 これは,爆弾の薬莢などを使って造られた像だ。これの意味するところを考えると… → 「COPEの公式ウェブサイト」(ここをクリックでジャンプ) ヴィエンチャンに行かれた際には,時間が許せば行ってみられては??ボンビーの恐ろしさについては,本来は北部のシェンクワン県へ行かないと見られない現実が,ヴィエンチャンでも少しだが体験できるのだ。 trfの原型を知っているかな? ↓ はげみになります。 本当によいと思われた方,クリックをお願いします!! ↓2つのブログランキングに参加しています。クリックするだけでOKです。よろしくです。 ぜひぜひお願いします! 人気ブログランキングへ にほんブログ村 アジア旅行と海外旅行にエントリーしています。 ※ 画面が完全に出るまでに戻ると,カウントされないことがあります。 クリックで,本サイトへ! 本サイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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