カテゴリ:タイ
タイ東北部のウドン・ターニーで,「シルバー・リーフ・ベッド&ブレックファスト」と言うホテルに泊まった。とても印象に残ったホテルなのだ!!時は,’07年8月。
じつは,’07年9月にもUPしているのだが,ホテルのオーナーが予定通りだと??あと1年ほどで引退する?(^_^;)ので,忘れないうちに再UPしてみた。 この町のバスターミナル「ボーコーソー1」のすぐ近くにある。 外観がオシャレだ。当時は,できてから1年と少ししか経っていなかったので新しい。以前は,ホテルはほとんど撮影してなかったが… 入ると,こんな感じだ。なかなかおもしろい。フロント。 1Fはバーらしい。奥の部屋から人が出てきた。愛想よく,いろいろ説明してくれた。そして,部屋まで一緒に上がってきた。「私は,トニーです。何かあれば言ってください。」と言った。タイなのに,トニー??あだ名か??と思ったが… レストランもしている?奥には,厨房もあるし。 部屋の中だ。なかなかおもしろい。パステル調で,たいへんきれいだ。 シングル,1泊650バーツ(約2000円)だ。 TV,冷蔵庫付き。NHK衛生国際も入る。WiFiもOKだ。 コンセントの配線まで,色付きのカバーで覆ってある。テーブルやイスもカラフルだ。 禁煙室。ドアノブに掛ける札もある。 俗に言う「掃除して下さい」 「起こさないで下さい」…札まで,オシャレだ。 頭上の照明の明るさが調整できる。消せば下のオレンジのランプが点く。そんなん当たり前と言われるかも知れないが,このクラスのホテルでは,少ないと思う。 バスルーム。洗面台は小さい。でも,鏡の輪郭は波線状になってるし,ハンドタオルもある。 コーキング剤は青色だ。こんなとこまで色にこだわっている! その右側は,シャワーになっている。バスタブまではない。そこまで言うと贅沢だ。横には,液体のシャンプーとボディソープがある。 その反対側に,トイレ。ここは,シャワーの湯が,便器にかかることはない。 廊下だ。ここにもアニメキャラが描いてある。部屋の番号は,A2,A3とかだった。 階段。緑の消火器って,もとから?まさか,これまで彩色している?? 街に行くために部屋を出た。キーを預けると,「この町は初めて?」と聞いてきた。「そうです。」と言うと,街の地図をくれた。ホテルの名刺もくれた。 で,ホテルを出て数分もしないうちに,ふとトゥクトゥクの横側を見ると,この広告が…「ちゃんと宣伝してるんや!!」思わず叫んでしまった。 この日は,いつもより少し早い目に帰ってきた。夕食は食べたが,あまり飲まなかった。ここで,飲んでみようと思ったからだ。できたら,謎の?トニーさんとやらと話してみたかったのだ。 キーをもらったときに聞く,「ここで飲めますか?」,「飲めるよ!」…いったん部屋に戻ってから,すぐに降りてきた。トニーさんが言う,「そこの冷蔵庫から出して飲んだらいいよ。」栓を開けて飲む。小ビンをそのままだ。 そこへ,トニーさんがやって来た。ビールのビンを持っている。前に座る。見ると,半分ぐらいなくなっている。「なんや,もう飲んでるやん!!」(外はすでに真っ暗だ) 聞くと,この細野春臣似のおじさんは,ここのオーナーで,中国人5世のカナダ人とか。バンクーバーに住んでいたらしい。だからトニーなんや! 歳は53歳だ。バンクーバーと日本の福岡に子どもがいるという。日本??…日本人の若い奥さんがいるとか…この人が言うことは,どこまで本当なのか,とぼけているのかわからないところがあるが,福岡周辺のことには詳しかった。何回も行っているらしい。日本語の単語も少しわかるようだ。中国の地名なども詳しかった。しかし,日本の奥さんは,ここに来たことがないらしい。なんとも,とぼけた話だ(^_^;)「日本の女性は,アメリカと同じで独立して,しっかりしている!」と盛んに言っていた。「ラオスへは行かないのか?」と聞いてきたので,「すでに行ってきた。私は,ラオスが大好きだ!」と答えると,「ラオスはいい国だ。ラオスとタイで彼女を作れ!」などと言う。このおじさん,かなり女性が好きなようだ。 あと7年生きれば,それでいいという。「60歳で十分だ。」と言っていた。おそらく,人生を十分に楽しんだのだろう。 このホテルの名は,「シルバー・リーフ・ベッド&ブレックファスト」。しかし,朝食はないそうだ…「シェフは亡くなってしまった。」と明るく?話す。どこまでも,とぼけた人だ。厨房を見ると,確かに最近使った形跡はない。調味料などはあったのだが… 何やかんやと話していたら,10時半頃になった。3時間ほど一緒に飲んでいた。 翌朝だ。チェックアウト前に,別の部屋が掃除のために空いていたので,少し入ってみた。この部屋は,780バーツの部屋だと思う。ツインだ。 部屋によって,配色や絵も違う。2Fは9部屋あった。3階建てなので,全18部屋か? チェックアウト時には,部屋をできるだけきれいにしておいた。こんなことをしたのは,初めてだ。 「また,おいでよ。気をつけて,よい旅を!」,「たいへんいいホテルでした。ありがとう。ぜひまた来ます!」と言い,トゥクトゥクがたくさんいるバスターミナルまで歩いた。 人気ブログランキングへ にほんブログ村 アジア旅行と海外旅行にエントリーしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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