カテゴリ:ミャンマー
ミャンマー(ビルマ)のチャイティーヨー・パゴダ。ここは,ビルマ人が一生に1度は行ってみたい巡礼の聖地である。そこには,「ゴールデンロック」と言う,山頂の岩の上に,落ちそうで落ちない大岩が乗っているのだ。黄金に輝いている。
ここへは,’05年に行っている。’06年や’07年などにUPしているが,画像の数は,かなり少なめだった。今ごろになったが,今回は多くの画像を2回に分けてUP。その後編。 これが,ゴールデンロック!微妙なバランスで,大岩の上に乗っている。 昨年12月より,ゴールデンロック手前へのカメラ持ち込みは禁止になったようだ。 岩の上の仏塔内の仏陀の頭髪がバランスをとっていると言う。 たくさんの人が金箔を買って貼っている。岩に触れられるのは男性だけである。順番を待って,触れてみた。金箔でベタベタだ。 そこで会った日本人の夫婦に「かすかに揺れてますよ。」と言われていたので,耳と体をくっつけてみた。「ほんまや!」岩が,ほんのかすかに揺れている。 下の隙間を見る よく考えたら,年中多くの人々が金箔をつけたりして岩を外側に押している。 この角度から見ると,本当に落ちそうで怖い。落ちたら,奈落の底行きだ。 不謹慎なようだが,そのうちほんまに落ちてしまうような気がした。落ちたら,国中えらい騒動になりそうや!! 横には,建物が多数ある。 向こうにも寺院があるので行ってみた。ベンチなどを造るというので,寄付を少しした。名前が入ると言うので記名したが,ほんとかな?? 畑もあるし,ここに住んでるんやろな。 多くの土産物屋や飲食店宿泊施設などが並んでいて賑わっていた。 向こうの寺院から戻りし 2時間いた。 頂上からのトラックが止まっていたが,帰りも歩いた。上ってくる人々に,「あと少し」,「あと○分ぐらい」などと声をかけた。 さて,じつは最大の問題は帰りのトラックだった。この手すりは,まだいいのだが… こんな低い手すりもあるが,私が乗ったトラックは,もっと低かった… あのスシ詰めをちょっとでも楽に過ごせるように,1番後ろの端っこに座った。少なくとも後ろと片方の横からのプレッシャーはないと考えたのである。まだ人が集まっていなくて,どこにでも座れるときであった。このトラックは,1番後ろに背もたれのようなものがなかった。つまり極端に後ろ向けに反ると下に落ちてしまうのである。でも,まあ大丈夫だろうと思った。 しかし,考えは甘かった!人がどんどん乗ってくる。いっぱいなのに出発しない。「いつ出るんや?」。横にもう1台来ているのにさらに人が増える。私が座っている列にも人が無理矢理入ってくる。まずい…横に落ちそうだ。これは予想外だ。手で必死に支える。出発前から踏ん張らなければならなかった。 そして,やっと出発…と思ったら,少し走って10分ほど停車。「おいおい!」やっと走り出した。下り坂の急カーブの連続を信じられない猛スピードで走る!人々が左右に振られる。「うわ!」今にも横に落ちそうだ。さらに手で足で必死で踏ん張る。近くの人も車体のどこかを持って踏ん張っている。手の置き場所の取り合いだ。しかし,私は端っこなのだ。手を離すとトラックから転落だ。命がない。巡礼の聖地にお参りに来て死亡なんて,シャレにならん。足の置き場所も微妙だ。狭い空間の中で,足の置き場所も取り合いだ。 ふと後ろを見ると,いつの間にかもう1台がすぐ後ろに来ている。「えっ!?」じゃあ,もし落ちたらさらに念入りに轢かれるんや!えらいこっちゃ!! かれこれ死闘?約30分。フラフラでトラックを降りた。上から飛び降りたら,きれいにひっくり返ってビルマ人に笑われた。しかし,命はちゃんとあった。今まで,危険なところへも行って警戒したが,こんな形で命の危険にさらされるとは夢にも思わなかった。ある意味,人生最大の危機だった。 教訓だ。あのトラックバスは,中に乗る方がいい。スシ詰めで苦しいが,周りに人がいて支えられている方が,はるかに安全だ。 また乗って来た車で,バゴーへ戻った。 そんなわけで,今日もちゃんと生きている。 ↓ はげみになります。 本当によいと思われた方,クリックをお願いします!! ↓2つのブログランキングに参加しています。よろしくです。 ぜひぜひお願いします! 海外旅行(アジア) ブログランキングへ にほんブログ村 ※ 画面が完全に出るまでに消すと,カウントされないことがあります。 クリックで,本サイトへ! 本サイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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